株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

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株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

TOPキャンプの達人 家をつくる
第10話2013年6月22日
達人の仕事 - ”行列のできるキャンプ場”の仕掛け人
今回は、森上大輔さん、佳代さんご夫妻の仕事についてふれたいと思います。お二人は那須にある大型キャンプ施設"CAMP&CABIN"(以下C&C)の経営者です。那須地域には何十件というオートキャンプ場がありますが、実はC&C、予約がとれないほど那須地域でナンバーワンの人気キャンプ場です。その仕掛け人、プロデューサー的な役割を担っているのが森上夫妻です。アメリカの国立公園内のキャンプ場を思わせる洗練され...続きを読む
第11話2013年7月23日
コ-ルマンランタンで生き方を語る
キャンプの達人の建築記録から多少脱線しますが、コールマンランタンで人生を語るという、なんとも粋な趣味人油井昌由樹さんが雑誌Free&Easy2013年7月号に寄せたコラムを紹介したいと思います。油井さんはもう30年以上の昔、私がまだ学生の頃、雑誌POPEYEに常連で出ていた伝説のアウトドアショップ「スポーツトレイン」のオーナーです。コールマンもLLビーンもエディーバウワーも、まだ日本に正規には輸入されてい...続きを読む
第12話2013年9月1日
いつもトトちゃんと一緒です
「トトのために早く完成させたい。」森上さんがポツリをこぼした言葉を聞いて、切ない気持ちとともに熱いものがこみ上げてきました。トトちゃんはこの連載の主人公森上夫妻の愛犬で、メスのミニチュアシュナウザー、年齢は不詳。というのも、トトちゃん、そもそもは捨て犬でした。那須で夏のリゾートバカンスを終えた別荘族や観光客が、東京へ帰る際、東京のマンションには犬を連れて帰れないため、高速の那須インター付近で犬を捨てて帰る、所謂”...続きを読む
第13話2013年10月10日
アートな遊び心がころがってます
    無味乾燥な建築現場に不釣り合いなユーモア溢れる落書き風アートを目にするのは、ここ森上家くらいではないでしょうか。施主森上さんのナイーブな感性と遊び心を垣間見るようです。工事中の現場は正直楽しい場ではありません。埃っぽく、材料があちこちに散乱していて、暖房も冷房も無いので仕事が終われば早々に退散したい、そんな心地よくない場だからこそ、ペーソスが必要なのだ。左の写真のアートは、そう語りかけてるようです。ちなみ...続きを読む
第14話2013年11月15日
カイコウブが、ユニークです
ハーフビルドで建てたお宅で、印象に残る個性的なお宅はどこも開口部で独自の工夫を凝らしています。形状がユニークなもの、扉のデザインがユニークなもの、扉の開き方がユニークなものさまざまですが、ここキャンプの達人森上家でもじつに凝った開口部ができつつあります。 床や天井を貼っている段階では見えてこなかったのですが、最近壁の形状が出来あがるにつれて、施主さんの意図やこだわりが徐々に露わになってきました。私は、造作自体の出来栄...続きを読む
第15話2013年12月15日
薪ストーブヒストリー
キャンプの達人の家づくりも、2013年12月上旬時点で8割方完成となっています。12月に入って寒さ対策のために完成前ではありますが薪ストーブを設置しました。思い起こせば家を建てようと決めた昨年6月、薪ストーブ屋さん巡りをして初めて薪ストーブに触れた時からすでに1年半が経過していました。その間、薪ストーブを入れなければ絶対に経験できなかった様々な出来事が、貴重な思い出となってお二人の自宅建築史に刻みこまれてきました。今...続きを読む
第16話2014年1月31日
漆喰で色々と遊ぶ
年末年始の休暇中、タイル貼りや棚づくりに励まれたキャンプの達人の家づくりですが、2014年1月からいよいよ最終仕上げ工程の漆喰左官塗りに入りました。タイル選びやドアのペイントの色づかいで、実に個性的な色彩感性をみせてくれた森上夫妻が、こんどは漆喰左官塗りでも、そのカラーセンスで私たちを楽しませてくれています。漆喰に顔料を入れたが思った通りの色が出ずに、寝室がラブホテルのようなピンクの漆喰壁に仕上がってしまった”事件”...続きを読む
第17話2014年2月25日
タイルでこれだけ個性が出せるんだ
佳代さんがよほどタイル好きらしく、森上邸現場には様々なタイルが使われています。思わずはっとする色や形のタイルを見ていると、なぜだか気分もうきうきしてきます。「キッチンだから白いタイル」とか、「反対色のタイルは組み合せない」なんていうルールはここには一切ありません。感性の赴くまま好きな色のタイルを自由に選んでいますが、ちゃーんと廻りとのバランスや見た目の印象は考え抜かれています。それが彼と彼女のスタイルです。タイル選び...続きを読む
第18話2014年3月5日
漆喰壁に映える窓たち
漆喰左官塗りも佳境を迎え徐々に各部屋の様子が伺い知れるようになってきました。ハーフビルドは現場で施主が作りながら考えるのが大きな特徴で、当然仕上げ仕様書や設計図は無いため、完成しないと全貌が分からなのです。各部屋をぐるっと一巡して感じたのは、各部屋各部屋どれも”顔”が違うということ。その違う顔を形作っているのが、窓でした。外壁の窓はどれも米国製アンダーセン社の木製サッシですが、窓枠(ケーシングともいいます)の形とカラ...続きを読む
第19話2014年3月15日
住宅にありえない色をあえて使う
日本の住宅がつまらないのは使っている色にセンスと遊びが無いからかもしれません。日本の一般的な住宅では絶対にありえない色が、森上邸では結構使われています。大輔さん佳代さんの遊び心がここでも爆発してます。      2014年3月15日(左)キッチンの対面カウンターは、食事よりもむしろお酒を飲むための場所だそうです。カウンターの前に貼られた色とりどりのタイルも、それを聞いて納得(右)キッチンに併設した洗濯スペースはブ...続きを読む