株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

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株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

価格について

ハーフビルドで家を建てると何百万円も、コストセーブすることが可能ですが、ここではそのメカニズムについてご説明します。

ハーフビルド住宅の建築コスト構成について

まずはハーフビルドで建てる場合と、ハウスメーカーや工務店で建てる場合の取引形態の違いについてご説明します。 ハウスメーカーや工務店で建てる場合、「建物本体価格」「工事費」「電気・水道工事」などの取引はすべてハウスメーカー(or工務店)が一括して行い、施主はハウスメーカー(or工務店)とだけ契約をします。いわゆる一括発注方式です。

これに対して当社でハーフビルド住宅を建てる場合、建物本体はハーフビルドホームですが、給排水工事は水道工事店に、電気換気工事は電気工事店に各々発注(契約)する分離発注方式となります。よってハーフビルドで建てる住宅のコストは、下図のように3つに取引形態に分けられます。

施主の負担を軽くできるのが分離発注のメリット

当社のハーフビルドのベーシックなプランでは、危険で専門技術知識のいる外部工事はハーフビルドホームが請負の工事を行い、請負工事完了後、建物を施主に引き渡します。
引き渡しとは、建物の所有権が受注者(ハーフビルドホーム)から発注者(施主)に移転する行為をいいます。

引き渡し後、施主は自由に建物に手を加えることができるようになり、また建物の管理も自ら行うことになります。このため、引き渡し後にその大半の工事がおこなわれる給排水工事、電気換気工事、設備については、(ハーフビルドホームが介在しないで)施主が業者に直接発注する分離発注方式となるわけです。

給排水工事などを分離発注することで60万円コストセーブ

給排水工事や電気工事や設備費を、基礎工事などと同じくハーフビルドホーム請負工事とした場合、工事費原価設備購入原価に15%の管理費が上乗せされることになります。
平均的な住宅の工事でかかる給排水工事原価は130万円くらいです。電気換気工事原価は60万円、設備(バス・トイレ・キッチン・照明・洗面・薪ストーブ)購入仕入原価が180万円かかったとすると、管理費が15%上乗せされ、税込みで約60万円も負担が増えてしまいます。
分離発注は、業者と直接取引する煩わしさはあるものの、結果として大きなコスト削減になるということがご理解いただけると思います。

※水道工事と電気工事を分離発注については、よくあるご質問にて説明してありますので、そちらもご参照ください。

分離発注しないと約60万円のコスト増

ハーフビルドホーム建物本体価格について

当社では一棟一棟完全自由設計で建物を設計していますが、その自由設計した建物の基礎より上の部分に使われる全ての建材の種類・仕様を決めて数量を洗い出し、それに現時点での製造原価や仕入単価を掛けることで、建物仕入原価を算定します。その建物仕入原価に当社の利益・諸経費を上乗せした価格が建物本体価格になります。
建物本体価格は下図に示す通り、構造材、造作材、内部建具、外部建具に分類することができます。

ハーフビルドホーム建物本体価格について
Pick Up Column
仕入原価と工事費用を分けて表示しています。

例えば一般の工務店の見積書には「デッキ工事一式50万円」といった表示がよく見られますが、これでは材料費がいくらで、大工の工事費がいくらかの区分が不明瞭なため、自分でもしやったらいくら節約になるかといった判断ができません。
ハーフビルドホームでは、仕入原価を公開表示することで、例えば見積書に計上しているある内部造作材を使わなかった場合や床材を施主自らが見つけてきたものを使用した場合に、いくら見積もり金額が変わるかがすぐに分かるようになっています。

※ただし構造躯体と雨漏りの10年瑕疵担保責任を負う部分に関わる建材の施主支給はできません。

それぞれの取引形態の特徴

ハーフビルドホーム請負工事について

重くて危険で専門技術知識が必要な工事については、当社が雇う職人業者が工事をします。工事種別は次の通りです。
下記の工事は10年間の瑕疵担保責任(構造躯体と雨漏り)を当社が負う責任工事部分にもなります。

請負工事の一覧
  1. 1.仮設工事
  2. 2.地盤改良工事
  3. 3.基礎工事
  4. 4.上棟工事・外部建具工事
  1. 5.屋根工事
  2. 6.外壁工事
  3. 7.防水工事
  4. 8.内部階段製作
分離発注工事について

給排水工事や電気工事などは地元の水道工事店、電気工事店に施主が直接発注することになります。お金も当社を介さないで直接支払うことになります。

施主支給設備について

キッチン、ユニットバス、洗面手洗い、トイレ、照明器具、薪ストーブ、給湯機といった住宅設備購入も、給排水工事、電気換気工事と同様の理由で分離発注となります。ただ購入ルートとしては、施主さんが独自に調達しなくとも、当社の取引先卸会社から当社仕入れ価格で購入する、ということも可能です。また最近ではネットで住宅設備が安く買えるようになったため、ネット通販で安いものを見つけてくる施主さんも増えています。

ハーフビルドでいくら節約になるか

下の図は、同じ建物をフルビルド(一般の請負建築)した場合、ハーフビルドした場合、その中間の場合の3パターンの建築総コストを棒グラフで示しています。黒色のグラフ部分が建物本体価格(=建築材料費)、白い部分が請負工事費を示しています。左からフルビルドケース、中間ケース、ハーフビルドケースとなっています。黒い部分の建物本体価格は、当然どのケースでも変わりありませんので、白い部分請負工事費の差、つまり685万円-404万円=281万円が内装工事を自分でやったことによる節約額と言えます。先の分離発注による管理中間コストの節約額約60万円とを合せると、300万円以上の節約ができたことになります。

ハーフビルドでいくら節約になるか

上記の建築コストは下記のモデルプランで積算しています。 ◯延べ床面積:33.5坪
◯吹き抜けあり総2階建て
◯屋根裏部屋(ロフト)あり
◯薪ストーブ・ウッドデッキあり
◯仕様はHBH標準仕様で100%自然素材の内装外装

ここでは純粋に建物だけのコストを比較するために、分離発注の工事費と設備費(電気工事/設備工事/水道給排水工事)は含まれていません。