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那須人気エリアの売土地2件アップしました
昨年暮れ以降のコロナ第3波の影響で、首都圏から那須へ移住希望する方が後を絶たない状況です。
那須で土地を探している方の多くは、「スーパーやホームセンターが集中する那須の中心地・広谷地交差点から近い」「那須街道から遠く離れない土地」といったご要望が多いため、今回そんなご要望に沿った物件2カ所を当社不動産サイトにアップしました。
2020年の思い出
コロナに振り回された2020年でした。
仕事を通して印象的だった出来事4つを、徒然と書いてみます。
「実は今、タワーマンションに住んでます。」
コロナ禍の影響が濃厚になった4月頃から、「今すぐにでも那須に移住したい」といった悲鳴に近い問い合わせが当社に殺到しました。この流れは今も続いています。
毎週東京から土地を探しに、また建築の相談に沢山の若いご夫婦が当社を尋ねてきました。「今は東京でどんな暮らしを?」と聞くと、「タワーマンションに住んでいます。」と回答する若いご夫婦がいらっしゃったのには驚きました。若くしてタワーマンションに住める裕福な方が、土臭い当社なんかには縁遠い存在だと、勝手に思い込んでいました。品川ナンバーの高級車で慣れない未舗装の凸凹道を通ってようやく当社に辿り着き、品の良い若いご夫婦が当社の敷居をまたぐ姿が、とても不思議な感覚でした。ただよくよく話しを聞くと、コロナの前から「タワマンでの暮らしは息苦しい」とか「タワマンの異常な住環境はいつか破綻するだろう。」とか「田舎に移住して田舎で仕事もしたい。」と感じて暮らしていたそうです。最先端の都会暮らしに満足されていた訳ではなく、根っこの部分では私たちと同じような感性をお持ちであることが分かり、何かホッとしました。
孤独のハーフビルド
「孤独のグルメ」ならぬ「孤独のハーフビルド」を実践したIさん、Kさんは、当社ハーフビルドの記憶に残る施主さんでした。Iさんはご主人が単身で遠方に転勤となったため、奥様一人で、Kさんは奥様がおめでたで実家に帰ってからご主人一人で、完成までやり抜きました。しかも6ヶ月、10 ヶ月(内装ハーフビルド期間)という短期間で、完成度の高い、こだわりの家を、見事に作り上げました。
お疲れ様でした、お二人の根性に敬服! なお、お二人に共通していたのは、作業しながらの「独り言」。そこはゴローさん(松重豊さん)と同じでしたね。
日経アト☆ピッチJAPAN ベンチャービジネス懸賞応募するも、あえなく落選(涙)
仕事の上で永年思い描いてきたビジネスプランがあります。東京の小さなI Tベンチャー企業のオフィスと従業員を丸ごと那須の広い土地に移住するプロジェクトです。当社が行うのは、①職住接近型のオフィスと従業員住宅が一体となった5000坪の広い土地を開発し、②そこにオフィスと従業員住宅を建設し、③さらに従業員の農的田舎暮らしをサポート支援すること。そんな夢物語のようなおとぎ話を夢物語ではなくリアルなビジネスプランに仕立てるために、当事者であるITベンチャー企業の資金繰りや投資経済性までちゃんと検証して作り上げた15ページに及ぶ事業計画書を、日本経済新聞が主催するベンチャー事業懸賞大会(日経アト☆ピッチJAPAN)に提出したのが8月30日。審査結果が出るのは12月。審査員からの質問にも理路整然と答えられるよう、ありとあらゆるビジネスリスクや障害、収支のシミュレーションまで考えたので、「コリャー、行けるでないべか(栃木弁)」と多少の自信はあったのですが。。。
12月の日経新聞朝刊の一面に顔写真入りで当選者が発表された時、大いに落胆しました。ただ後で冷静に考えると、私の計画書はまだまだ独りよがりの稚拙な内容だったのだと思い至りました。来年も懲りずにチャレンジしたいと思います。
隈研吾先生の「セルフメイクの空間」に共感
日本を代表する建築家、隈研吾さんの「セルフメイクの空間」というエッセーが2020年12月の日経新聞文化欄に掲載されました。あの大建築家が富山の田舎に移住し、そこで経験したセルフビルドに思いを寄せたエッセイでした。「日本の建築エスタブリッシュメントがようやく住宅セルフビルドと地方移住の可能性に目覚めたんだ。」感激でその誌面を何度も読み返しました。エッセイの最後に隈さんは「コンクリートや鉄といった素人には扱いにくい素材でできた都市から脱出する時がきた。」と延べています。これまで地方から都会に移り住んでコンクリートに囲まれた暮らしを余儀なくされてきた日本人が、コロナを機に地方へ分散し(帰り)、その地で自分たちの手で賄うことができる素材(無垢の木や漆喰)で住を創る。そんなが新しい生活空間の作り方に日本の新しい活路が見える。私が20年間考えてきたことと同じことを隈先生が思い至ったのだ。年の瀬になってようやく救われた気がした、2020年でした。
那須で「つるこキッチン」がオープン
今年4月下旬から内装ハーフビルドがスタートし11月に完成したI様邸の住居に併設した店舗がオープンしました。
和風スパのお店「つるこキッチン」は平日11時半〜15:00(14:30ラストオーダー)で営業しています。
野菜サラダ、スパゲッティー、スープ、デザートは、どれもオーナーシェフの施主さんがこだわって作った一品で実に美味しかったです。
場所は那須岳がど〜んと眺められる那須高原のど真ん中の丘陵地に建っています。ぜひお立ち寄りください。
「つるこキッチン」 栃木県那須郡那須町高久乙800−103
Google マップはこちらから
年末年始の休業について
宇都宮見学会を開催しました
2020年11月29日、初冬の澄み切った晴天のもと、宇都宮市でハーフビルドの家見学会を開催しました。
施主A様のご好意により、住んで1年になるお宅を見学させていただきました。
休日を1日潰して見学会にご協力いただきましたA様ご家族様、本当にありがとうございました。
コロナ禍で参加人数を絞った見学会となったため、定員数に対してお申し込みが多く、抽選となる人気の見学会でした。
見学会の様子はこちらから。
眺望が素晴らし那須里山の土地
大パノラマの里山田園風景が南側に広がる那須の土地362坪を新たに売り出しました。
価格は796.4万円です。(坪単価22,000円)
当社で住宅を建築していただけるお客様にはさらに値引きもいたします。
薪割り人生
この1ヶ月間、10トンのナラの原木をコツコツと薪割りし、昨日ようやく終わりました。
薪割りは体のあちこちが悲鳴を上げるほどの重労働ですが、割った後の体は10歳若返ったように引き締まります。
また積んだ薪を眺めていると「貯金通帳の残高が増えた」ような気分にもなります。
薪割りは肉体的にも精神的にも私を整えてくれます。
大袈裟かもしれませんが、「80歳になっても体が続く限り自分の手で割る。」を人生の目標にしています。
薪ストーブの火入れ
以前当社でハーフビルドされた茨城県の高安さんから桐の端材が段ボールで届きました。
私が高安様邸の現場に行った際にはいつも桐の端材を頂いて帰っていたことを覚えて頂いて、今回段ボール1箱分の桐の端材を送っていただきました。
薪ストーブのスターター(着火材)として使うためです。
石油系の着火材と違って天然木なので、煙突も痛めないし、燃やした時の香りも香ばしいので、理想の着火材なんです。
高安さんのご主人は、高安桐工芸さんという桐の箪笥や家具を作られている高安桐工芸の3代目で、奥様と二人三脚で高安桐工芸を切り盛りされています。
茨城県の伝統工芸士に選ばれるほどの腕の良い桐職人さんです。
高安桐工芸さんでは桐の家具以外にも、桐のまな板やトレーなどもネット通販されています。特に桐のまな板はお勧めです。ぜひ覗いてみてください。↓
高安桐工芸web サイトはこちら
当社事務所の薪ストーブの今シーズン初の火入れをしました。もちろんスターター(着火材)は高安さんから頂いた桐の端材です。チャッカーマンで着火するとすぐに炎を上げて燃え始めました。
11月29日宇都宮で見学会開催します
11月29日(日)、栃木県宇都宮市A様邸でハーフビルドの家見学会を開催します。
コロナウイルスの影響で3月開催が中止となりましたが、感染防止対策をしっかり取ることで、このたび晴れて開催の運びとなりました。
見学会開催にご理解とご協力をいただきました施主A様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
30代のご夫婦が子育てと仕事と家づくりに奮闘された末に完成された感動的なお宅です。昨年11月に完成され、すでに住まれています。
天井板や床板の内装余り材を余すことなく活用してDIYした作り付けのキッチン、洗面、収納棚など、実にユニークで個性的な造作アイディアが満載です。
子育てと家づくりを両立されたAさんご夫妻の人生観と行動力は必ずや皆様にとって大きな刺激となるでしょう。
見学会の詳細・お申し込みはこちらから
バケーションレンタルをハーフビルドで作る
コロナ禍で注目されている地方移住ですが、その中でも注目されているのがバケーションレンタル(VR)です。
自己用に別荘・移住先の住宅として建て、使用しない時期は貸し別荘として収入を得る不動産投資の一形態です。
コロナ感染の不安から人との接触が少なく安心して余暇を過ごせる貸し別荘が人気ですが、とりわけ高品質なVR(貸し別荘)は予約が取れないほど人気があります。
福島県のリゾート地に自己用別荘兼VRとして現在ハーフビルド中のN様邸のケースは、定年退職後の時間をうまく活用した事例と言えます。
60歳で定年退職し、半年間現地に泊まり込んでハーフビルドで別荘を建て、完成後は嘱託として職場に復帰し別荘はVRとして収入を得る。嘱託期間が終わった後はそこに移住。
そんな定年後のゆとり時間の有効活用と実益を兼ねたハーフビルドVR建築は、人生100年時代の新たなライフスタイルとして大きな可能性を感じます。

バケーションレンタル用に建築中のN様邸は施主Nさんが外壁施工から室内造作までDIY(ハーフビルド)で建築します。完成後は貸し別荘管理会社が貸し別荘の集客・予約・受入管理・クリーニングまで全面的に管理運用してくれるので、安心して東京の職場に復帰できます。
スタッフブログ
ハーフビルドホームのスタッフがつづるブログ日記です。
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