那須移住日記 第2話 プロフィール
2024.8.28
この那須移住日記の出演者はRyoさんとAyaさん30代のご夫妻です。Ryoさんは東京の旅行代理店にお勤めで週のうち3〜4日は那須から東京のオフィスまで新幹線通勤されています。Ayaさんは東京の食品輸入会社の社員でリモートワーカーです。山歩きとカメラが共通の趣味、20代を東京で過ごし33歳になって那須へ移住しました。
かつての那須では50代、60代のリタイヤ後の移住が大半でしたが、コロナ禍以降、30代の移住者が増えました。道の駅「友愛の森」ではアウトドアブランドをセンスよく着こなした若い新住民が早朝犬の散歩をして、産直売り場で野菜を買っている姿をよく目にします。そんな若くて感度の高い那須新住民が集うセンスの良い飲食店や物販店も増えつつあります。東京のマスコミにお勤めの那須移住者の方がおしゃってました、「東京在住の30代カップル田舎移住希望者の間では那須が最も人気がある。」と。コロナ終息後も若い那須移住者が減らないのは、東京の地価高騰、酷暑、豪雨、地震震災リスクを考えれば当然かもしれません。
RyoさんとAyaさん、昨年10月に那須の賃貸別荘に住み始めてから生活サイクルが大きく変わったそうです。朝4時に起床して近所の田舎道を散歩し夜22時には床に就く健康的な生活です。自宅を建てる前に那須の冬を体験できたことはとても有意義だったそうです。冬の寒さが東京とは比べ物にならない、外気温マイナス10℃で風速20メーター以上の那須おろしが吹くと、木が倒れ、雪と枯れ葉と枝が宙を舞い、庭に置いてある物が吹っ飛ぶ、その中を歩くと寒さが体に刺さる、こんな感覚は那須に住んだ人にしか分からないでしょう。その冬の経験があったので、建築する自宅には床暖房と薪ストーブを入れることにしました。
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