株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

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TOPキャンプの達人 家をつくる内装造作ワンランクアップのヒント その2
第23話2014年7月30日
内装造作ワンランクアップのヒント その2

「家の品格は窓で決まる。」欧米の家づくりでよく言われる決まり文句ですが、洋書を眺めていると、向こうの家の窓辺は本当に表情豊かだなと感じます。

当社の標準仕様の窓は、米国製のアンダーセン木製ペアガラスサッシです。室内側は無塗装の木製窓になっているので、やろうと思えば洋書に出てくる窓辺の風景を作ることも当然可能です。ある意味これがハーフビルドのDIY内装造作の楽しみのひとつでもあると、私たちは考えています。

木製サッシの窓周辺に使う造作材料は、額縁(ケーシング)、コーナー花飾り(ロゼット)、窓格子(グリル)の3つで、それぞれいろんなデザインのものがあるので(無ければ自分で作っちゃう施主さんもいます)、それらの組み合わせによって、窓辺の造作をいかようにもカスタマイズできるわけです。塗料の種類・色を変えることで、さらにバリエーションも広がります。

キャンプの達人も、部屋ごとに窓辺の造作デザインとカラーリングをうまく変えて遊んでいますので、今回はその辺りのワンランクアップアイデアを紹介したいと思います。


MteiWindow1  MteiWindow2

<左>サンルーム土間 額縁(ケーシング)は既製品ではなく、杉の粗材(大貫)をそのまま使用したM邸オリジナル。上部のコナー2か所には花飾り(ロゼッタ)を入れました。窓ガラスについている格子は、アンダーセンの純正木製格子で、オプションとして注文できます。ダブルハング(上げ下げ窓)に、上下それぞれ縦1本格子だけを入れました。格子を入れると輸入住宅っぽくなりがちですが、このシンプルな格子だと、素朴な田舎家の味付けに変わります。塗装はブルーグリーン塗りつぶし塗料。
<右>リビングルーム 窓はダブルハングで縦格子1本なので、窓の基本形は左と同じです。ですが、塗料を変えて、コーナー花飾りをつけないで、しかも窓上に小さな飾棚をつけたことで、左の窓とは随分と表情が違ってみえます。塗料は木目が出るタイプの油性自然塗料。


 MteiWindow5   MteiWindow6


<左>工作室(DIYルーム) 吊り元が上にあって押し出すように開くオーニング窓です。格子は無しです。ケーシングは無垢の杉板を無塗装のまま取り付けました。コナー飾りも無し。もっともシンプルな窓造作になります。
<右>洗面脱衣室 窓自体は左と同じオーニング窓です。左のオーニング窓とは正反対に、コナー花飾りを4つ使い、グレイの塗りつぶし塗料で仕上げたので、窓自体が主張する装飾的なデザインになっています。洗面室のような暗くて狭い部屋には、このくらい派手な窓辺デザインが合いますね。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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