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TOPキャンプの達人 家をつくるキャンプの延長戦上の暮らしができる家 -その2
第3話2013年3月19日
キャンプの延長戦上の暮らしができる家 -その2

大人の野外生活、アウトドアライフに欠かせない楽しみといえば、やはり焚き火でしょう。「焚き火と酒があれば一晩中でも語り明かすことができる」というアウトドアマンも少なくないと思います。かくいう私も焚き火マニアです。12年前那須に自宅を建てた際、庭で最初に作ったのがファイヤープレイス=焚き火場でした。いまでは自宅の庭で焚き火をするのが趣味というかライフワークになっています。春先、冬の間庭にたまった枯れ枝で火をおこし、まだ肌寒い空気の中で芳ばしく野趣あふれるナラの煙の香りを肴に、ホットウイスキーをカッとあおるのが、我が家の恒例になっています。夏の焚き火場の主役は、焚き火料理に欠かせないダッチオーブンです。ヒグラシゼミがカラカラと鳴き始める夕刻どきから焚き火をおこし、焚き火の中にダッチオーブンを置き、火を眺めながら鉄鍋の中の料理が出来上がるのを待つ時間が大好きです。焚き火は、カラダとココロを同時に温めてくれます。焚き火をすると、翌日気分爽快に目覚めることができます。焚き火をして木の燃えるの臭いを嗅いでいると、なぜかその時々の季節の香りを判別できるようになります。そして焚き火は、家族を一つにします。


キャンプの達人夫妻も、焚き火大好き人間です。家の中と家の外で、春夏秋冬昼夜いつでも焚き火が楽しめる家を、まじめにつくろうとしています。まず家の中で焚き火を楽しむ場所が、薪ストーブです。はじめはより焚き火に近い暖炉を考えましたが、暖炉は暖房装置としては薪ストーブに大きく劣るため、冬の暖房を考え薪ストーブを入れることにしました。ただ森上邸の場合、「焚き火を部屋の中で楽しむ」ことが薪ストーブを入れた第一の目的ですから、リビングルームの真ん中に大きな鋳物ストーブが、いつも扉を開いてドシンと鎮座することになります。パチ、パチと薪が燃える音と、ほんのりと甘く香る広葉樹の燃えるにおいを直に楽しむためです。TVもパソコンもオフにした冬の静かなリビングで、火のある暮らしを楽しむ。そんな極上の時が、死ぬまで毎年必ずやってくるんです。田舎暮らし人だけが味わうことができる幸せです。


もうひとつ、達人が庭につくろうとしているのが野外暖炉です。我が家の庭の焚き火場を、よりソフィスケートした暖房調理の場であり、社交的空間であり、ちょっと他所には無い自慢のガーデンオブジェです。実は達人、職場である那須CAMP&CABINにおいて、これまで4つの屋外暖炉を自作してきています。「4つ目にしてやっとうまく燃える暖炉ができた」そうです。暖炉作りのプロと言ってもおかしくない人なんです。


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<左>夏の夕暮れ時、我が家の庭の焚き火場で焚き火料理中の私。ダッチオーブン料理の定番、鶏の丸焼きが出来上がった瞬間。 <右>達人森上さんの職場,那須CAMP&CABINにある屋外暖炉。火を入れるのは達人本人。キャンパーはこの暖炉横に車を停めてテントを張り、この暖炉で料理と焚き火を楽しみます。写真の暖炉が4つ目の成功作だそうです。<下>扉を開いた大きな薪ストーブは「家の中の焚き火場」です。(写真は参考イメージ)


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