マリコラム vol.19 造作洗面台②
2022.3.14
ではでは、前回脱線してしまいました、T様邸の造作洗面台の続きをご紹介いたします!
今回は組み立てからスタート!
墨出し位置に板を置き、開けておいた下穴のところをビス止め。
※使用するビス(ネジ)は、スリムビス(細ビス)。長さは使用する木材の厚みの2倍程度のものを使用します。今回は18mmなので、40mm〜45mmのスリムビス。
完成したときに、ビス頭が見えないように(見えにくい位置に来るように)組みましたよ。
例えば、天板をのせる位置や壁とくっつくところは、ビス頭が見えなくなりますね。
今回は人手が多いので、難なく組み上がりました!
これを一人でってなると、また大変です…が、そんな時は頑張りましょう!
なんとか形にはなるものです!
さて、完成した箱を洗面台設置箇所へ運び、固定します。
固定は、また少し長めのビス(集成材厚+石膏ボード厚×2程度の長さ)で、構造材があるであろう位置を狙って打っていきます。
といっても、直感NGです。笑
石膏ボードの繋ぎ目の下には、必ず構造材があります。
のでそこを狙うか、こういったものでどこに構造材があるのか探すことができます。
※下地探し針。どこ太ってネーミングがかわいい、笑。構造材に針が刺さったかどうかで判断。
センサーで探すものもあります。
そして、置いた箱が水平かどうかも確認します。
脚が水平であれば、上に乗せる天板は水平に乗りますね。
もし水平じゃない時は、下にベニヤや木片などを挟み込んで調整します。
すべてがOKだったら、箱をしっかり上から床へ抑えつけながら固定。(下穴はあけましょう)
反対側の脚となる集成材も同様に水平か確認し、固定。
幕板で隠れる位置や、巾木で隠れる位置をビス止めすれば、ビス頭は見えません。
今回はここまで。
次回は、天板にシンク用の穴を開けます!