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木製窓vs樹脂窓の原価比較

2023.6.14

当社建築F様邸 ダイニングルームにアンダーセン木製窓のオーニング連窓を2枚入れました



住宅建築コスト解体新書ブログも今回で7回目の投稿になります。前回は外壁コスト比較をしましたが、今回は住宅建築コストの大きな部分を占める窓のコストを比較します。当社が長年使用してきた米国製アンダーセン社の木製窓と国産YKKapの樹脂窓を比較します。



アンダーセン木製窓のパティオドア(掃き出し) 上野住宅建材HPより

YKkap331樹脂窓掃き出しサッシ YKKap330HPより



 


木製窓はやはり高い、樹脂窓に比べて2倍強


上記画像の掃き出しサッシ(アンダーセンはパティオドア)で比較すると、アンダーセン木製サッシ(幅1.5m×高2.1m)の仕入原価は21万円、YKKap330樹脂サッシ(幅1.6m×高2.2m)の仕入原価は9.5万円なので木製窓は樹脂窓に比べて2.2倍差があります。ガラス仕様はともにLOW-Eアルゴンガス入りペアガラスで同じです。参考までにローコスト品のアルミサッシシングルガラスで同サイズのサッシは6万円くらいです。


 


断熱性能は木製、樹脂ともに高くほぼ互角


窓の断熱性能は熱貫流率で示されます。低い方が断熱性能が高いです。木製窓、樹脂窓ともに熱貫流率は非常に低く(=断熱性が高い)、アンダーセン木製窓の熱貫流率は1.34~1.72W/(㎡/K)、YKKap樹脂窓1.31~1.6W/(㎡/K)でほぼ互角です。参考までにアルミサッシのシングルガラスの熱貫流率は5~6なので、日本家屋の大半で使われているアルミサッシシングルガラスは寒いはずです。


結露の起こりにくさでは木製窓が断然有利


LOW-Eアルゴンガス入りペアガラスはガラス面に結露はまず出ません。ただ窓枠部分の結露では木製と樹脂製で差が出ます。アンダーセン木製窓は当社ではこれまで140棟以上で使ってきましたが木製の窓枠部分の結露は皆無です。一方、樹脂窓はアルミに比べてれば熱を通し難いので結露は少ないですが、全く出ない訳ではありません。その理由は下の窓断面構造を見れば明らかです。木製窓は枠全て木なので空洞が無いのに対し、樹脂窓の枠の内部は空洞です。重さが全然違います。木製窓パティオドアのガラス障子1枚は大人二人がかりでないとも持てませんが、樹脂の方は空洞があるため軽く一人でも持てます。結露の起きにくさでは木製窓に軍配が上がります。


 


 



アンダーセン木製窓の断面構造、樹脂枠と違って空洞がほとんどない。よって外の冷気が室内まで伝わり難いので結露は一切起こらない。なおアンダーセン木製窓の屋外側は腐食防止のため木製枠が樹脂でカバーされています。

YKKap330樹脂窓の断面構造、樹脂(プラスチック)で囲まれた中は空洞なので木製窓に比べると外の冷気が伝わりやすく、その結果室内の窓枠部分に結露が起こることも

アンダーセン木製窓はさまざまま連結コンビネーションが可能です。このケースは高さの異なるオーニング窓(横滑り出し窓)を縦連結し3連窓にしたもの。上野住宅建材HPより

YKKap330樹脂サッシ 引き違い窓 YKKap330 HPより



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