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こどもエコ住まい補助金がもらえるZEH水準断熱が標準です

2023.5.2

前回は建物の構造材が家の耐久性と耐震性を決めることを書きました。今回は家の断熱性について解説します。家の断熱性は断熱材と窓によって決まります。断熱材は構造材(建物原価−構造材)、窓は外部建具(建物原価−外部建具)に含まれます。当社の断熱材は壁と屋根と天井がペットウール(16KG、100mm)、床下と土間がカネライトフォーム(60mm)で、窓はアンダーセン木製ペアガラスサッシです。


こどもエコ住まい補助金


政府は今年度から子育て世代を対象とした新築住宅の補助事業–こどもエコ住まい補助事業を開始ました。従来の省エネ基準・断熱等性能等級4よりさらに高い断熱性であるZEH水準の等級5をクリアした新築住宅には100万円の補助金を出すものです。ZEH水準の断熱等性能等級5は地域によって基準値(最低クリアラインのUA値)が決められていて、宇都宮、那須塩原、高崎、前橋、水戸、つくば、さいたまの「5地域」ではUA値0.6、那須、白河、郡山、会津若松などの「4地域」もUA値0.6が最低クリアラインとなり、結構ハードルの高い断熱性能が求められます。これに対してハーフビルドホームの標準仕様(ペットウールとアンダーセン木製窓)で建てている家のUA値は0.55から0.58なのでZEH水準、断熱等性能等級5、こどもエコ住まい補助金をクリアしています。ちなみにUA値に0.55から0.58まで幅が有るのは自由設計なので家ごとに窓の数や面積、土間の面積などが異なるためです。ちなみにこのブログで実例として紹介している那須町K様邸平屋25坪のUA値は0.57です。施主K様からは「別荘なので12月暮れに東京から来てさぞかし寒いだろうなと心配して来ましたが、最初家に入った時の室温が5℃で暖房を初めて4時間ほどで18℃まで上がり、その後はあまり冷めなかったのに驚いた。」とおっしゃってました。



ペットウールには断熱性能以外の利点もある


壁と天井と屋根に入れる当社の断熱材ペットウールは断熱性能以外にも以下のような利点があるため20年前から変わらず採用しています。

①グラスウールのようにへたらないので長期間断熱性能が保持

②結露して水分がついても乾いて復元するので長期間断熱性能が保持

③チクチクしないで扱いやすいのでDIY施工に向いている


アンダーセン木製ペアガラスサッシの断熱性能以外の魅力



アンダーセン木製ペアガラスサッシは漆喰壁、無垢の床材と相性がいい(画像は上野住建HPより抜粋)



木製の窓は断熱性に優れているだけでなく見た目に美しいです。特に当社の特徴である漆喰壁、無垢木製床と天井とすごく相性がいいと思います。ただ価格は割高で、ざっくり国産アルミサッシペアガラスの2倍、国産樹脂ペアガラスサッシの1.3倍します。が、当社の施主さんはこれまで一人を除いて全員アンダーセンの木製窓を採用されてきました。「家は窓で決まる」といった著名な建築家がいましたが、木製窓で建てた家に住むとその言葉の深い意味が納得できます。

住宅建築コスト解体新書ブログ第1話はこちら

住宅建築コスト解体新書ブログ第2話はこちら

住宅建築コスト解体新書ブログ第3話はこちら

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