参加者の方達からは施主さんが自作されたキッチンについてたくさん質問を受けましたが、施主さんは親身にご説明されていました。

K様邸のリビングは土足で上がれる土間になっています。

「塗装には徹底してこだわった。」と話す施主kさん。リボス、柿渋、オリンピックと国内外のいろんな自然塗料を試したノウハウを全て披露していただき大変参考になりました。

様々な自然塗料メーカーから取り寄せたサンプルです。

K様は床と天井には日本古来の自然塗料「柿渋」を塗りました。左が天井用で右が床用。「柿渋は塗って時間が経過しないと色が出ないので難しかったが、時間の経過とともに色が渋く変化していくので正解でした。」と施主さん。

こちらは天井に塗った柿渋塗料の試し塗り。「試し塗りは面倒でも絶対にやってください。」と施主Kさんからのアドバイス。同じ塗料でも塗る木によって、塗り重ねる回数によって全く違った色合いになります。写真は天井に塗った柿渋塗料を１回、２回、３回試し塗りをしたもの。この試し塗りをして「３回塗ろう！」と決めたそうです。

見学会の後半はK様邸のハーフビルドや自作キッチンについて当社スタッフが解説する勉強会となりました。

K様邸のダイニングルールとキッチン。床は無垢パイン材柿渋塗装にワックス仕上げ、ダイニングルームの天井は無垢パイン材羽目板に柿渋塗装、キッチンの天井は漆喰左官塗り、壁は漆喰左官塗り、窓はアンダーセン木製ペアガラスサッシに柿渋とリビスを塗装して仕上げた。キッチンは自作。