若者諸君、田舎で暮らそう 第5話
2014.12.11
いやはや驚いた。12月5日の日経新聞朝刊一面の記事を目にしてです。欽ちゃん(萩本欽一さん)が日経の「私の履歴書」に連載が始まったから、ではなくて、「若手社会人、都会は卒業、充実ライフ田舎でしょ」と見出しされた特集記事にです。
記事によれば、「若手の社会人は都会から地方へという大移動が起こりつつある。(中略)「都落ち」ならぬ「都会卒業」の流れ。」とあります。JA系の農業新聞が書くならまだしも、天下の経済紙がですから、現実に起こりつつある社会の地殻変動なんでしょう。
でも確かに足元を見れば、当社でこの1年間でハーフビルドされた20代30代の若い施主さんは全員が下に示すように、農地を転用する、あるいは広い田舎の土地を購入するのいずれかによって土地を手当されています。当社の施主さんだけみれば、完全に田舎移住型になってきています。
Mさん30代 建築地=埼玉県寄居町で田舎の土地155坪を購入(埼玉県川口市から移住)
Oさん20代 建築地=茨城県結城市の農地150坪を農地転用して
Kさん30代 建築地=那須塩原市の山林500坪を購入して(栃木県宇都宮市から移住)
Kさん30代 建築地=栃木県栃木市の農地142坪を農地転用して
Yさん30代 建築地=茨城県坂東市の農地150坪を農地転用して(茨城県土浦市から移住)
Kさん30代 建築地=群馬県富岡市の農地135坪を農地転用して
茨城県坂東市のY様邸は150坪の農地を農地転用して建築。手前の畑も借りて自由に使えるそうです。