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今年5月に完成し既に住んでおられるK様邸にて見学会を開催しました。
午前の部も午後の部も満席となる16組33名様が参加され、みなさん熱心にハーフビルドの家作りについて質疑を交わされました。
参加者のみなさんからいただいたアンケートコメントをご紹介します。
「想像していたより良かった。同規模の平屋を建てたいと思っていたのでとても参考になりました。」(栃木県T様)
「想像していたより良かった。イメージ通りの手作り感に溢れるお宅で感動しました。」(埼玉県M様)
「想像していたより良かった。素材や塗料の具体的な質感などが確認できて良かった。また図面ではわからないサイズ感もよく分かった。」(栃木県W様)
「想像していたより良かった。TV番組(TBSがっちりマンデー)で見て素敵な家だなと思いました。ハーフビルドホームさんは人気で1年待ちだそうですが気長に待ちます。」(群馬県N様)
「想像していたより良かった。いいな〜、羨ましいな〜。」(栃木県F様)
「想像していたより良かった。予想以上に素晴らしい家でした。」(栃木県T様)
「ほぼ想像していた通り。自然素材の家の優しさ、施主さんご家族の暖かさを感じました。」(茨城県G様)
「想像していたより良かった。ハーフビルド作業を効率よく進めて早く完成させるために施主Kさんが色々と苦労された作業方法や段取りや仕事に対する姿勢などがとても参考になった。私もこれから色々考えなくてはならないなと。。」(栃木県S様)
「想像していたより良かった。とてもいい家を見学できました。店舗を考えています。」(栃木県I様)
「想像していた通り。どうやって建築素人の施主がプロに交じって作って行くのかがよく説明されていてとても良い説明会でした。」(栃木県N様)
2019年11月17日 見学会 見学会会場となったK様邸は4人ご家族様の平屋29坪です
2019年11月17日 見学会 今日の見学会までに間に合うようにと、施主Kさんご夫妻が素敵な門柱や芝生の庭をDIYで作って来られました。感激です。
2019年11月17日 見学会 建築余り材を活用して施主Kさんが作った家具や扉などをハーフビルドレクチャー担当の管野先生が解説しました。捨てる余り材でできちゃうんだと、目から鱗の方もいらっしゃったようです。
2019年11月17日 見学会 庭の芝生ももちろんDIY
2019年11月17日 見学会 クリスマスツリーのもみの木が2本、大きい方は家ができて植えたものでしょうが、小さい方は以前住んでいいたアパートにあったものでしょうか。ご家族様の物語が垣間見れます。
2019年11月17日 見学会 参加者の質問に答えていただく施主Kさんご夫妻
2019年11月17日 見学会 「温かみのある家、そしてそれを作ったのは温かみのあるご夫妻」参加されたみなさんが共通して感じたことでした。心温まる良い見学会となりました。ありがとうございました。ちょっと早いけど、Merry Christmas
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完成しました。
8ヶ月間の週末ハーフビルドでの完成は当社の最短記録です。
しかも施主さんのこだわりの造作が本当に素晴らしいです。
こちらの施主Kさんのご協力により見学会を行う予定です。(時期未定)
ご期待ください。
2019年7月15日 完成風景 廊下に続く開口部にアールをつけて漆喰仕上げ。天井:無垢杉板に柿渋塗装、壁:本漆喰左官塗り壁、床:無垢パイン材に自然塗料リボス、正真正銘100%自然素材&100%DIYで仕上げた内装
2019年7月15日 完成風景 キッチンスペースを横から見ました。左キッチンはタカラスタンダード、右作業テーブルーは床や天井の内装余り材で施主さんが自作。
2019年7月15日 完成風景 キッチンスペース、手前がキッチン、奥が作業用テーブル。キッチンの手前のカウンターも施主さんのDIY自作
2019年7月15日 完成風景 キッチンの漆喰壁には大きなニッチェが
2019年7月15日 完成風景 施主さん自作の作りつけ洗面台です。建築余り材でDIYしたとは思えないセンスと完成度に拍手!
2019年7月15日 完成風景 リビングルームです
2019年7月15日 完成風景 主寝室です
2019年7月15日 完成風景
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玄関土間のタイル貼りレクチャー、引っ越し前の最後のDIY作業になります。
以下、管野レクチャー担当からのレクチャー報告です。
まずは養生をして 200角のタイルを並べ、割付けから。
タイルをディスクグラインダーでカットします。
次に砂・セメント・水でバサモルタル(水が少なめのパサパサしたモルタル)を作ります。
タイルが 10mm 厚なので、モルタル下地がは25mm厚 ほどになります。 水が少ないモルタルなので濡れた砂を扱う要領で敷いていきます。
左右に下地厚のガイドレール。その上に定規を当ててモルタル厚を調整。
下地モルタルが塗り終わったらセメントと水だけのノロを作りモルタルの上にかけます。接着剤の役割りです。
ゴムハンマーで均します。
最後に砂・セメント・水でモルタルを造って目地材を作ります。
ゴムゴテで目地に塗り込みます。
はみ出した目地材をスポンジで拭き取って完成。
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り まずはタイルを並べて割り付けします。下地はコンクリート
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り パサモルタルを均等な厚みになるように塗っていきます
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り ノロ(セメント水)をモルタルにかけて接着剤とします
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り タイルがモルタルに接着して固まったらゴムヘラで目地を入れます
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り 目地を入れ終わったところ
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り スポンジで余分な目地を拭き取れば完了
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り お疲れ様でした。
2019年7月14日 玄関土間のタイル貼り ホームセンターで売っているセメントと砂でモルタルを作ります。
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完成に向けた最後の追い込みに施主Kさんは多忙を極めています。
今日は管野先生からロフトの手摺製作のレクチャーを受けました。
完成間際のこの時期、ハーフビルド施主さんは、塗装や棚作りなどの仕上げ作業、設備の発注、水道工事店さんや電気工事店さんとの打ち合わせ等々が目白押しに入ってきます。
お仕事と家の完成とで超多忙な日がもう少し続きましがあと一息、頑張ってください。
以下は管野レクチャー担当の手摺レクチャーレポートです。
はじめに親柱を直接床に立て木ネジの斜め打ちで固定。
親柱を止めた根元の木ネジは、周囲に巾木を巻いて隠します。
次に子柱とそれを挟む上下材のカット、続いて割付け墨出し。
子柱が固定されたら笠木を取り付け。今回は笠木のをL 型に接続します。
リビング側開口部の手摺りは先に施工した漆喰壁の間にはめ込むように固定する必要があります。
仕上がりの間にきれいに入れるには、本体をほんの少しだけ狭く作るのがコツ。
最後に開口壁へのビス打ちで固定して完了。
ハーフビルドレクチャー担当 管野福雄
2019年6月22日 ロフト手摺製作のレクチャー お父さんが手摺を作る様子を息子さんがじっと見ている姿は微笑ましいですね
2019年6月22日 ロフト手摺製作のレクチャー 当社の標準仕様手摺材は無垢無節のツガ材。手摺組み立てはビスが見えないように下からビス打ちするのが基本
2019年6月22日 ロフト手摺製作のレクチャー リビング側のロフト手摺が完成
2019年6月22日 ロフト手摺製作のレクチャー こちらはロフトに上がる階段側の手摺
2019年6月22日 ロフト手摺製作のレクチャー ご主人が手摺を作る間、奥様は玄関ドアの塗装
2019年6月22日 完成間際 照明器具を電気工事店さんがつけてくれました。照明器具は黒で統一されています。
2019年6月22日 完成間際 しっくい壁の中にニッチェを作りすかわいいステンドガラスを埋め込みました。木枠のないステンドガラスをしっくいで包む造作はこれから流行りそうです
2019年6月22日 完成間際 キッチンタイルも完成
2019年6月22日 完成間際 天井や床の内装余り材で自作した洗面台。かかった費用はモザイクタイルとシンク水栓と家具ヒンジ代くらい。チープシックの極みです
2019年6月22日 完成間際 アールのついた漆喰壁が柔らかい空間を作ってくれます。柿渋塗装した天井杉板も漆喰壁にベストマッチ
2019年6月22日 完成間際 今まででもっとも大きなニッチェです
2019年6月22日 完成間際
2019年6月22日 完成間際
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連休9日目、漆喰左官塗りがスタート。
施主Kさん、とにかく仕事の段取りがよく作業が早いです。
昨年の11月から始まった内装ハーフビルドは、たった6ヶ月で最後の工程−漆喰左官塗りまできました。
仕事を持ちお子さまもいらっしゃる現役世代の施主さんでは、ハーフビルド最短記録のスピードです。
しかもこだわりの造作にあふれた個性的な内装に仕上がっているので驚きです。
今回の漆喰左官塗りのレクチャーの様子は「ハーフビルドドキュメント漆喰左官塗り」としてYoutubeにアップしましたので是非ご覧ください。↓
https://www.youtube.com/channel/UCnWmOR2H2tC4_YPbI5gl2jg?view_as=subscriber
2019年5月5日 漆喰左官塗り 朝8時半から開始したレクチャーで夕方までに6畳の部屋を一部屋塗り終えることができました。柿渋を塗った杉の天井板と木製窓と漆喰白壁がうっとりするほど綺麗です。ちょっと古っぽい雰囲気が実に良いです。新築住宅特有の新建材の嫌な匂いは一切なく実に清潔感があって健康的な家です。
2019年5月5日 漆喰左官塗り 漆喰を塗る前に漆喰の接着を良くして水分の石膏ボードへの吸い込みを抑えるためシーラーを塗ります
2019年5月5日 漆喰左官塗り 当社オリジナルの練ってある漆喰を使いますので、粉末状の漆喰を時間をかけて練る必要はありません。梱包状態で硬くなった練り漆喰を大きなバケツに入れて撹拌器で少し撹拌してから使います
2019年5月5日 漆喰左官塗り
2019年5月5日 漆喰左官塗り レクチャーで使った左官コテです。綺麗に仕上げるため様々なコテを使い分けます
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連休5日目、タイル貼りのレクチャーを1日かけて実施してきました。
レクチャー担当管野さんのレポートです。
施主さんから依頼のあった有料で行うレクチャーです。
施工法が共通しているので、今回は炉台と洗面タイルを実施。
まずはストーブ炉台のタイル貼りから。
フローリング床面とフラットな炉台を作ります。
タイル厚 10mm 、その下に敷く不燃材ケイカル板も 10mm 厚なので(床フローリング材が20mm厚なので)段差のないフラットな炉台になります。
ケイカル板のカットから。
今回はジグソーを使ってみました。10mm 厚のケイカル板なら問題なくカットできます。
次にディスクグラインダーによる床タイルのカット。
硬めの磁器タイルですが、ダイヤモンドディスクできれいに切断できます。
カットした床タイルを仮置きしてみます。
施主さんが間違えて少なく発注したらしく、端切れやサンプルタイルまでかき集めて、なんとかレイアウト。
一片の余りもありません。面白いから、これで行こうという事になりました。
DIYではこんなこともありです。
弾性接着剤「タイルワン」を櫛目ゴテで塗り、その上に一列ごとにレイアウトを崩さないように床タイルを貼っていきます。
タイルが接着したら同色の目地材をゴムコテで埋めていきます。
水を取り替えながら、スポンジで拭き取り。乾いたら最後の乾拭きでピカピカに。
続いて自作した洗面台にモザイクタイルを貼ります。
モザイクタイルは紙に付いたままでカットします。
貼り終えたら紙に水を含ませて3分ほど置き、紙を剥がします。
もう要領はつかんだので、後は一人で完成を目指します。
ハーフビルドレクチャー担当 管野福雄
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り 目地材をスポンジで拭き取り、乾いたら最後の乾拭きでピカピカに
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り フローリングと炉台タイルをフラットに仕上げたい場合はこのようにあらかじめ床フローリングを貼らないでおきます。
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り ホームセンターで買ってきたケイカル板をジグソーでカット
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り ケイカル板を床合板にビス留め
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り タイルはディスクグラインダーでカット
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り タイル用接着剤を塗った後タイルを敷き込んで行きます
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り タイルが接着したら目地材をゴムヘラで埋めていきます。目地材の色はタイルと同色系(ブラウン)にしました。
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り 目地材をスポンジで拭き取り、乾いたら最後の乾拭きでピカピカに
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り 完成! 綺麗にできました。
2019年5月1日 洗面台天板のタイル貼り モザイクタイルは紙に張り付いたままディスクグラインダーでカットします
2019年5月1日 洗面台天板のタイル貼り モザイクタイルはこのように紙に貼られて繋がっているのでそのまま接着剤で貼り込みます
2019年5月1日 洗面台天板のタイル貼り 紙を水で剥がした状態 この後目地材を入れていきます
2019年5月1日 ストーブ炉台のタイル貼り レクチャから4日後の完成状態、完璧な出来栄えです。白い目地材が清潔感あっていいですね。
2019年5月1日 キッチン壁のタイル貼り レクチャーで勉強したことをすぐに実践してキッチンの壁にもタイルを貼りました
2019年5月1日 キッチンの作業台の自作しました。こちらは当社のHPに出ている先輩ハーフビルダーの作ったキッチン作業台を参考にして自分で試行錯誤しながら自作されたそうです。天板は余りの床材で、引き出しと扉は天井材と額縁材の余り材を活用した100%余り材の作り付け家具です。これでかかった費用は塗料代だけです。素晴らしい出来です。引出しは金属レールなしで昔ながらの桟引き。後はストッパーを工夫するだけです。施主さんの自助努力には脱帽です。
2019年5月1日 キッチンカウンターは天井杉板の余り材で自作しました。こちらのカラーリングも素晴らしい!
2019年5月1日 柿渋、蜜蝋ワックス、リボス、プラネットなどなど和洋様々な自然塗料を使っています。天井板やドアや窓には柿渋を塗りました。
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ドア取り付けのレクチャーを実施しました。
K様邸で使う室内ドアは、開き戸、引き戸、折れ戸の3種類、今日は1日かけて3種類のドアの取り付けレクチャーを実施しました。
開き戸はあらかじめ工場で加工された状態(枠にドアが吊られた状態)で入ってくるので、現場では水平垂直をチェックしながら枠を開口部に固定し、あらかじめ空いている穴にドアノブを固定する、といった一連の作業になります。天井や床を貼る作業に比べるとやや専門的なので、しっかりレクチャーを受けて多くのことを覚えなければなりません。
引き戸は上吊りレール方式なのでレールを正しい高さに水平に取り付けできれば、後の作業は比較的簡単です。
折れ戸は収納やクローゼットにつけるドアです。開き戸や引き戸に比べると水平垂直の精度がそれほど厳密に求められないので楽に作業できます。
自分でドアを取り付けるメリットは何と言っても住んだ後で自分でメンテナンスできること。木製のドアは重いので10年以上経過すると自重でズレが生じることもあります。その時に自分で蝶番やレールのビスを締め直すことで調整することができます。
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 引き戸に金物を取り付けています
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 中尾先生からドアの枠の加工についてレクチャーを受ける施主さんご夫妻
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 開き戸の蝶番のビスは最後は手で締めます。インパクトドライバーで締めると力で歪んでしまいドアの垂直がズレるため。
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 引き戸のつく開口部に額縁をつけています
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 引き戸の上吊りレールの位置を水準器を使って出しています
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 水準器で位置出しをした後引き戸のレールを取り付けます
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 引き戸取り付けが完了。ドアはアルダー材の節あり木製ドア 節があってワイルドな雰囲気のドアです
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 玄関の下足入れ収納の折れ戸(バイフォールドドア)ははじめに枠を取り付けます
2019年3月10日 内部ドアの取り付けレクチャー 折れ戸の取り付けが完了
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大工さんが壁の石膏ボードを貼った後の施主さんの作業(ケーシング、巾木、石膏ボードのパテ処理)のレクチャーを行いました。
子育てしながら休日を全てハーフビルド作業に投入している若い施主さんご夫妻の努力には頭が下がります。
ご夫妻の頑張りの甲斐あって、とても早いペースで進捗しています。
このままいくと夏には完成するのでは。。
2019年2月11日 ケーシングのレクチャー 奥様も大工道具の扱いに随分と慣れたようです
2019年2月11日 石膏ボードのパテ塗りレクチャー 石膏ボードの継ぎ目にファーバーテープを貼った後パテを塗って隙間を埋めていきます
2019年2月11日 アール状の開口部は曲げベニヤを使って作ります。このまま漆喰を塗るとベニヤのアクが出て来てしまうので、下処理としてシーラーを塗ってアクどめした後パテを塗って形を整えてから漆喰を塗ります。完成すれば憧れの白壁アール開口が出来上がります
2019年2月11日 ケーシングのレクチャー ケーシング(窓の額縁)をフィニッシュネイル(頭のない隠し釘)で釘どめしています
2019年2月11日 ケーシングのレクチャー ケーシング材を45度にカットするのにスライド丸ノコを使います
2019年2月11日 ケーシングのレクチャー 45度カットしたケーシング材をフィニッシュネイルで留めています。この後、窓に取り付けます
2019年2月11日 ケーシングのレクチャー アンダーセン木製窓にケーシングが綺麗に取り付きました。感動の瞬間!
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2019年1月12日 床フローリング貼り
年末年始のお休みの間に天井を全て貼り終えたKさんは仕事がとても早いです。
年明け早々床貼りに入りました。このペースで行くと夏頃に完成するかもしれません。
K様邸で使用する床材は無垢のパイン材20mm厚。
レクチャーで最初に床材を貼る部屋は貼り始めの一枚から「見切り材」にからみます。
したがって最初のレクチャーは「見切り材」作りから。
同じ床材を約 100mm で縦カットして面取り。これから貼られる床材に対して直角に敷くのがポイントです。
見切り材と接する床板の小口には面取りを。これを施す事で、「材料が仕上がり」となります。
貼り終わった床の表面にざらつきがないようにする細かい作業です。
同じこの部屋には、もうひとつ開口部があります。そこにも見切りをつけたいので、2箇所を仕上げながらの床貼りです。こちらは床板を真っすぐに貼った後で「見切り材」を取付ける手法を。見切り材の中央部には十分な釘打ちができないので接着剤を併用します。
床板に「見切り材」を寄せ付けて止めます。
続いて床材を貼っていき、いよいよ最後の一枚。巾が狭いので直前の板と組み合わせ、2枚で1枚として仕上げます。
最後の止めは「細ビス」で。これを使うことによって、修正もききます。
このビスの頭の辺りは将来「石膏ボード」や「巾木」の下となって隠れます。
ハーフビルドを始めた当初Kさんは木工の経験がゼロでしたが、この床が貼り終わるころには木工の腕は相当なレベルにまでなっていることでしょう。楽しみですね。
ハーフビルドホームレクチャー担当 管野福雄
床貼りレクチャー 長さ4mの無垢床材をスライド丸ノコでカット
床貼りレクチャー 開口部に見切り材をつけた後それに突きつけて床材を貼っていきます。釘どめはフロアネイル釘打ち機を使います。
床貼りレクチャー サンドペーパーで切断面のバリをとって面取りしているところ
床貼りレクチャー 壁際に床材をとめるときはインパクトドライバーを使って」細ビスでとめていきます。ビスの頭は壁に貼る石膏ボードと巾木の下に隠れます。
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天井に無垢の羽目板を貼るレクチャーを施主Kさんに1日かけて実施しました。
施主Kさんが選んだ天井板は当社オリジナルのラフソー杉羽目板。
栃木県産の杉の原板に本実(ホンザネ)加工し表面をザラザラにラフ仕上げしたもの、レッドシーダーの風合いが好きな施主さんにとても好評です。
さらにKさんは日本の自然塗料”柿渋”を杉板に塗ってから貼っていきます。
余談ながらハーフビルドレクチャーに関する講釈を少々。
今日1日かけて施主Kさんがレクチャーで学んだことは、要約すれば「スライド丸ノコで無垢の杉板をカットしエアー釘打ち機でとめていく。」単純作業です。
が、無垢の木には独特のクセがあるので頭で考えたほど簡単には進みません。現場で材料と格闘してコツや要領を体で覚えていくしかないのです。何だか時代錯誤的アナログ思考と思われるかもしれませんが、これが我々のハーフビルドに対する共通認識です。
ただ、できるだけ施主さんが効率よく最短ルートでそのコツと要領を学んでもらう場がレクチャーです。
これまで50棟のハーフビルド施主さんを指導してきた当社レクチャー担当の管野さんは、素人施主さんが失敗するところ、悩むところを熟知していて、その知識経験の集積が、今日のレクチャーに活かされていると考えています。
2018年12月30日 ハーフビルドホーム 代表 青木真
2018年12月30日 天井板張りレクチャー 天井に断熱材を充填し防湿フィルムを貼り、その後天井板をエアー釘打ち機で貼っていきます
2018年12月30日 天井板張りレクチャー 室内天井張りは施主さんにとって本格的な木工作業です。施主Kさんにとって待ちに待った木工DIY作業のスタートになります。「年末年始の休みは全て天井板張りに割きます。」とのこと、怪我のないように頑張ってください。
2018年12月30日 天井板張りレクチャー 壁際の最後の一枚は縦に割いて貼ります。
2018年12月30日 天井板張りレクチャー 表面をラフ加工した当社オリジナルの天井杉板を使います。施主Kさんは柿渋を先に塗って貼ることにしました
2018年12月30日 天井板張りレクチャー
2018年12月30日 天井板張りレクチャー 脚立に足場板を渡して天井板を貼っていきます
2018年12月30日 天井板張りレクチャー 一日のレクチャーでここまでやりました。袖壁のくり抜き、広い場所に移り変わる L 字カットなどなど、天井板をDIYで貼るために必要な木工テクニックのほぼ全てを網羅した中身の濃いレクチャーでした。
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大工さんの外壁張りと施主さんの雨樋取り付けとシーリングの作業も完了したので、これで外部工事は完了。
施主さんが外壁座塗料に選んだオリンピックのチークとナバホホワイト、とても綺麗です。
これから施主さんの室内ハーフビルドが本格化します。
2018年12月27日 外部工事完了
2018年12月27日 外部工事完了
2018年12月27日 外部工事完了 広いカバードポーチのある平屋です
2018年12月27日 外部工事完了
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施主さんご夫妻と一緒に雨樋取り付けのレクチャーを行いました。
2018年12月8日 ハーフビルドホーム・レクチャー担当 管野福雄
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー まずは軒どいと集水器の位置を決めます。コーナーの完成位置を計算で出します。
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー インパクトドライバーの扱いは慣れましたか?
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー 樋の端っこ部分を組み立てています
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー 一面軒樋が完成。これで住んだ後も自分で雨樋のメンテナンスができますね、お疲れさまでした。
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー 樋の位置が決まったらブラケットをビスで取り付けます
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー ブラケットを付け終わったらディスクグラインダーで軒樋を切断します。
2018年12月8日 雨樋取り付けレクチャー 雨樋専用の接着剤で部材を接続
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断熱材ペットウールを今日から施主Kさんが天井と壁に入れて行きます。
そのレクチャーレポートです
規則正しく並んだ屋根の垂木間には、規格のペットウール断熱材がピッタリ入ります。
壁の間柱は窓などの位置に応じて補強のスタッドも入ってきて、常に一定間隔という訳にもいきません。
そんなときは、断熱材専用の丸のこでペットウールの巾をカット。
お子さんを実家に預け、今日は奥様も参加。
ハサミも併用して壁に合わせた型に造作していきます。
一面が仕上がったところで、防湿フィルムのレクチャーを。この作業も二人だとはかどりますね。
この後、ユニットバス床の基礎面にカネライト(ハードタイプ断熱材)を施工して、今日のレクチャーは終了。
この先しばらくは断熱施工がつづきます。お疲れ様でした。
2018年12月1日 ハーフビルドホーム・レクチャー担当 管野福雄
2018年12月1日 断熱材入れ 一面が仕上がったところで、防湿フィルムのレクチャーを。この作業も二人だとはかどりますね。
2018年12月1日 断熱材入れ
2018年12月1日 断熱材入れ 窓の隙間にもペットウールを充填。地味ですが、断熱性能を高める重要な作業です。
2018年12月1日 断熱材入れ 壁一面にペットウールが入りました。
2018年12月1日 断熱材入れ 規則正しく並んだ屋根の垂木間には、規格のペットウール断熱材がピッタリ入ります。
2018年12月1日 断熱材入れ 壁の間柱は窓などの位置に応じて補強のスタッドも入ってきて、常に一定間隔という訳にもいきません。そんなときは、断熱材専用の丸のこでペットウールの巾をカット。
2018年12月1日 断熱材入れ ハサミも併用して壁に合わせた型に造作していきます。
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室内作業がはかどるように、先にウッドデッキを作ることにしました。
以下、管野レクチャー担当のレポートです。
ハーフビルドではウッドデッキの基礎工事、大引材取り付け工事はプロがやるので、施主さんはその後工程ー根太の取り付けから。
まずは、ツーバイシックスの根太を等間隔で敷きインパクトドライバーを使ってビス留めしていきます。
施主さんにとって今日から本格的なインパクトドライバーの作業開始、斜め打ちなので少し慣れが必要ですが、数枚止めるとあとは順調に進みます。
ポーチの柱廻りには、追加の根太も入れます。柱の切り欠き材を止める補強になります。
次に、全周にツーバイテン材の幕板をまわします。
幕板が終わったらいよいよデッキ貼り開始。
今日一日のレクチャーでデッキ作業の7割が終わりました。
あと一日施主さんが作業すれば、デッキは完成します。
(デッキの階段は家が完成した後でゆっくり作ります。)
施主さんが購入したマキタのコードレス丸ノコがデッキ作りで大活躍。
軽量でパワーも申し分ありません。丸のこ径は 125mm ですが、ハーフビルドで使用するほとんどの材料は OK です。これからの主流になりそうです。
ハーフビルドホームレクチャー担当 管野福雄
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー 最初に根太材のツーバイシックスを45センチ間隔で取り付けます
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー 根太材の上にデッキフロア材を貼ります。意匠的な変化が出るようにツーバイフォー材とシック材を交互に使います。
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー スペーサーを挟みながらデッキフロア材の隙間が均等になるように貼ります
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー 施主さんが今回使ったマキタのコードレス電子丸ノコ 刃の径は125mmですがハーフビルドでは太い材料をカットする場面はないのでこれで十分です。
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー
2018年11月17日 ウッドデッキのレクチャー 幕板ツーバイテンを取り付けています
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ハーフビルドでは上棟直後から、施主さんのやる作業がどんどん出て来ます。
今日は、薪ストーブ煙突の取り付けと、天井遮熱板の取り付けのレクチャーを行いました。
まずは、薪ストーブ煙突の取り付けレクチャーから。
はじめに勾配屋根に対応した煙突支持金物を取付けます。この金属羽の上部が屋根上、下部が室内の煙突となります。屋根上のトップまでの高さは燃焼効率にも関連し、薪ストーブ専門スタッフが割り出したものです。
次に屋根に上がって屋根開口部に煙突を取り付けます。しっかりビス止めします。この日の午後には屋根屋さんがルーフィング(屋根防水)を貼る予定です。
上部煙突を組み付け、垂直を確認しながらナットを締めて固定します。煙突トップを指し込んで、結束金物で固定。
緩やかな傾斜の屋根なので、このトップを外し自分で煙突掃除が可能ですね。
フラッシングとストームカラーの接合部。煙突部材の溶接部。万が一ピンホールなどがあっても最後に施すコーキングがそれを塞ぎます。
煙突は2時間ほどで取り付け完了したので、次は遮熱パネルのレクチャー。
規格の遮熱パネルの羽を折って通気層を確保しながらタッカーで止めていきます。パネルの下の空間には断熱材(ペットウール)が充填されます。
遮熱と断熱の両方がちゃんと施されている住宅は、まだまだ少ないです。ハーフビルドなら教えてもらいながら自分でやるので材料費だけ負担すればOK!だから今では当社ハーフビルドの家は「遮熱+断熱」が標準になっています。
屋根のケラバ(妻側の端部)やコーナーの入り組んだ垂木間では、遮熱パネルを加工しながら施工します。
ハーフビルドホームレクチャー担当 管野福雄
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け 屋根の上に煙突が出る長さをチェックしてから煙突に固定金具を取り付けます
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け 煙突の接続部分には専用のロッキングバンドを使って固定します
2018年11月8日 遮熱板の取り付け 通気層を確保しながらホッチキスで屋根垂木に留めていきます
2018年11月8日 遮熱板の取り付け
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け 取り付け完了して記念撮影、屋根に上がるのはもちろん施主さんにとって初体験でした。
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け 煙突が垂直に立っていることを確認してからビスで固定します
2018年11月8日 薪ストーブ煙突取り付け 最後に煙突部材の隙間と溶接部分にコーキングすれば完了
2018年11月8日 天井遮熱板の取り付け 遮熱板は厚紙に銀色の遮熱フィルムが付着されたもので、カッターで簡単に切断できます
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上棟工事
若いご夫妻の里山暮らしの新居の建て方が、今日からスタート。
秋晴れの清々しい晴天のもとでの建て方となりました。
大工の猪瀬さん、新田さん、お疲れさまでした。
2018年11月3日 上棟工事
2018年11月3日 上棟工事
2018年11月3日 上棟工事
2018年11月3日 上棟工事
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施主Kさんの最初のハーフビルド作業 外壁材の塗装がスタートしました。
使用する外壁材は、外壁・破風板・窓トリムがレッドシーダーのベベルサイディング材、軒天井が杉板です。
ハーフビルドの現場はいつもそうですが、大工が貼る前に施主さんが下で塗装します。
2018年9月17日 外壁材塗装 塗る前に作業用のウマを作ります。お父様にも手伝っていただきました。
2018年9月17日 外壁材塗装
2018年9月17日 外壁材塗装 左の外壁材にはオリンピックのチーク色を、右の窓トリムには同じくオリンピックの塗りつぶしNavajo Whiteを選びました
2018年9月17日 外壁材塗装 チャータートラックで大量に納品された外壁材をこれから一ヶ月近くかけてお二人で塗っていきます。
2018年9月17日 外壁材塗装
2018年9月17日 外壁材塗装 楽しそうですね!
2018年9月17日 外壁材塗装 ご夫婦で家づくりを楽しんでいる風景はいつ見てもいいものです。
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基礎工事が完了し基礎完成検査を実施しました。
基礎工事業者は以前当社でハーフビルドされた施主Oさんのお父様の会社です。いつも丁寧で正確な基礎を作ってもらっています。
9月の残暑厳しい中での基礎工事でした。お疲れ様でした。
2018年10月18日 基礎完成検査
2018年10月18日 基礎完成検査
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基礎工事が始まりました。
2018年9月27日 基礎工事配筋検査
2018年9月27日 基礎工事配筋検査
2018年9月19日 基礎工事
2018年9月27日 基礎工事配筋検査
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2018年9月15日 外壁材のレッドシーダーベベルサイディング材に塗装をします。
施主さん最初のハーフビルド作業になります。
使用した塗料はオリンピックのチーク色、ナバホホワイト色、それとシェラ色の3色です。
天気に恵まれて、どんどん作業が進みました。
ハーフビルドホームレクチャー担当 管野福雄
2018年9月15日 外壁材の塗装 塗装する前に作業用のウマを作ります。お父様も参戦
2018年9月15日 外壁材の塗装 ホワイト塗装されたレッドシーダー材の窓枠
2018年9月15日 外壁材の塗装 平面の広い面積を塗るのに適したコテバケを使って軒天井板にオリンピック・シエラ色を塗りました。
2018年9月15日 外壁材の塗装 チャータートラックで納品されたレッドシーダー外壁材(奥)と杉の軒天井材(手前)
2018年9月15日 外壁材の塗装 左側では奥様が外壁材レッドシーダーベベルサイディングにオリンピックのチーク色を塗っています。右のご主人はレッドシーダーでオーダー加工した窓枠材に同じくオリンピックのナバホホワイト色を塗っています。
2018年9月15日 外壁材の塗装
2018年9月15日 外壁材の塗装
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2018年5月12日 電動工具基本レクチャー
今年の夏から工事が始まるK様邸ご夫妻に電動工具の基本レクチャーを実施しました。
少し汗ばむくらい陽気でしたが、新緑の下で気持ちよく電動工具の勉強ができました。
若いご夫妻のこれからの家づくりが楽しみです。
一緒に頑張っていきましょう!
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー「インパクトドライバーはちょっと苦手です。」と苦笑する奥様。みなさん慣れないうちは同じです。ご心配なく。
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー はじめに電動丸ノコのレクチャー。丸ノコの危険な使い方とキックバックが起こる原因を解説し、その後、直角カット、縦カット、切り欠きカットを実習
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー 奥様も生まれて初めて丸ノコを握りました。一見危険そうに見えますが安全な使い方をすれば女性の方でも扱える工具です。
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー 次はスライド丸ノコの実習
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー インパクトドライバーもハーフビルドの必修工具
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー 最後は電動グラインダー。タイルを切断したり木の表面を削ったりする時に使う、仕上げ造作作業の時にあると便利な工具です
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー
2018年5月12日 電動工具基本レクチャー
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