マリコラム vol.46 ローテーブルDIY!話 その3
2023.3.3
それでは、ローテーブルDIY、完結!仕上げの話。
その2で作ったテーブルの脚に天板を乗せます。
が、ここで天板と脚を固定するかどうか悩む私…
うーーむ…(-_-)
本当は脚を折りたたみにしたかったということもあり、今後の様子を見て作り変えるやも…。
ということで、ひとまず天板は固定せず乗せておくことに決めました。
使っている時に天板がずり落ちないようにだけしておきます。
↑こんな感じで。
大きさもバラバラですけど…(汗)役目は果たすでしょう!
さて、天板のサイド部分。
脚に乗せてみると、ベニヤやらクッション材やらが見えてかっこ悪いですね。
ここ、隠します!
ホームセンターで調達してきた、モールディング材です。
※モールディングとは、壁面や家具などに施した帯状の装飾のこと、です。
巾木や腰壁の見切り、天井と壁の境目に回したりなどなど。
ネットで、モールディング材の専門店もありました。
見ていてなかなか面白かったですよ。
天板厚が約20mmでしたので、20mm幅のモールディング材を選びました。
右から3つ目、お値段もお手頃♡
ホームセンターでモールディング材を探していた時に、こんなものも発見しました!
発見した時に『おぉ!』と声が出てしまいました、笑。
木材に溝が掘られています。
これを使えば、自分で溝を掘る必要がないので、簡単に飾り窓も作れそうですよ!
すばらしい!
こういう発見があるから、ホームセンター散策は定期的にしないと、ですね。
(もしかして前からありましたか??私が住む地域に降りてくるのが遅い、のかも…)
ではでは話は戻りまして、モールディング材をカットしましょう。
スライド丸のこを使用します。
45度でカットし、カット面を直角になるように繋げると額縁になります。
ハーフビルドでは、窓枠ケーシングの時にレクチャーをします。
今回は、額縁ではなく、天板側面に回して取り付けるので、
スライド丸のこの傾斜角度を45度に倒してカットします。
そうすると、ちょっと説明が難しいですが…平面ではなく立体的な枠ができます。
ハーフビルド時の巾木と同じ要領ですね。
写真矢印のところにあるレバーを倒すと、傾斜が変わります。
45度にします。
(左にのみ倒れます)
長さを測り、スミ出し。
スミは気持ち長めに出し、組んだ時に微調整してくっつけていきます。
長めにカットしておけば短くはできます!が、短くカットしてしまったものは伸ばせません。
当たり前だ!ですけど、けっこう大事。
今回は木材が豊富にあるわけでもないので、慎重に作業します。
スミを出した少し手前に刃を入れて、少しずつスミに近づけるように微調整しながらカットしていきます。
↑2回位刃を入れています。わかりずらいですね…汗
傾斜や角度を付けた木材をスミ通りにカットするのは、
直線切りと同じようにスパッと1発で!とは行かないものです。
まぁまぁ、あせらず慎重に。
カットしたら、接着剤を併用し、フィニッシュネイルで留めます!
…と言いたいところですが、我が家にはそんな素敵な工具はございません!
アナログで行きます。
使用するのは、釘頭が見えない『かくし釘』
釘の頭にビニールが付いていて、ビニールが当たるまで釘を打ち込み、
その後ビニール部分を横からコーンと払うと、ビニール&釘の頭部分が落ちる、というものです。
似ているもので『仮止め釘』も売られているのですが、こちらは頭が飛びませんのでご注意を!
その名の通り接着剤が乾くまで仮止めして、押させておくための釘ですね。
かくし釘は接着剤が乾くまで押さえてくれつつ、頭を落とせば釘が目立たないので、
すばらしい仕上げ釘です!
フィニッシュネイルがなくとも大丈夫!
ちょっと娘に押さえてもらって打ち込みました。
↑頭を落とした状態。
はい、完成。
まぁ、少し角が合わなかったりもありましたが、概ね良し!ということで。
仕上げに、余っていた『ワトコオイル』のサンプルで天板を塗装。
サンプルの量で十分に塗装できました!バンザイ!
お客様のおかげで、1つテーブルができました!
何かきっかけがないと、というお話。
この流れに乗って他にも作りたい!(山ほどある!)のですが、
4月まで、恐ろしい量の新一年生準備に追われてしまいそうです…(-.-;)
(娘は4月からピカピカの1年生!)
無事に入学式を迎えられますように…