マリコラム vol.22 造作洗面台⑤
2022.4.5
T様邸・造作洗面台、やっと来ました、完成回!
今回は、シンクを天板と合体します!
まずは、完成した洗面台にシンクが問題なく入るのか確認しておきましょう。
問題があった場合には…、なんとか解決させてください!
↑『おぉーーーー!』と感動の瞬間。
ついでに、シンクのフチをなぞって墨を出してから、一旦シンクをはずします。
先程出した墨のところ(天板とシンクの縁が重なるところですね。)に、コーキング剤を塗ります。
今回使うものは、シリコーン系コーキング剤の透明色。
防水性があります。
気を付けたいのが、コーキング剤は非常にベタベタするのです。
手についても厄介ですが、服に付いたコーキング剤はまず取れないと思ったほうが良いです。
専用のコーキングガンを使って、コーキング剤を押し出していきます。
ガンにセットする前に、コーキング剤の内蓋に穴を開け(ノズルを外すと現れます。穴開けには外したノズルを使うと簡単です。注:ベタベタ!)、ノズルの先端をカッターを使ってカットして口を開けておきます。
口の大きさは7mm程度でしょうか。
口が小さければ小さいほど、コーキング剤を押し出すために力を使うことになります。(要、握力!)
少し出してみて、様子を見てもらってもいいと思います。
ではでは、ガンにセット。
にゅにゅっと押し出していきます。
シンクの穴の際側と、墨出ししたライン側の2本。
ぐるっとたっぷり1周します。
そこへシンクを戻すと、ぐにゅっとコーキング剤がはみ出てきます。
これが大事。
このコーキング剤はみ出ることで隙間がなくなり、シンクと天板の隙間に水が入り込むのを防いでくれます。
はみ出したコーキング剤は、完全に硬化したあとにカッター等で取り除けばOK。
ただ、硬化にはかなり時間がかかります。
表面は硬化しても内側は…ということがあるので、じっと待ちましょう!
この間に業者の方が作業をしに入りそうな場合は、注意書きしておくと安心です。
はい!やっと完成しました!
全5回、お付き合いいただきありがとうございました!