マリコラム vol.17 造作洗面台 工程その1
2022.3.1
ハーフビルドで洗面台を自作される方がほとんどですが、どうやって作るのか悩まれる事も多いのではないかな?と思います。
ということで、先日行ったT様邸(建築アルバム:nasunogahara)の造作洗面台の作成工程を、何回かにわけてご紹介いたします!
今回は、『作業前にしておきたいこと〜木の切り出し』まで。
下準備のような工程ですね。
さて、何かを作ろうとするときに、やっぱり大事になるのが設計図。
ざっくりなものでもいいので書き出してみましょう!
T様邸の洗面台は、集成材で作った棚と集成材を脚にして天板を支えます。
この棚が、今回ちょっと複雑。
なので棚の設計図を書いておくと、作業中迷わずにすみます。
板と板の組み方、木材のどこにビスを打つのか、どのくらいのザイズで切り出すのか、などなど…。
今回の棚の設計図。
前日に私が書いていった設計図を、みんなでやんややんやしながら修正し、いざスタート!
図をもとに木の切り出し。
今回使っていく集成材は、600mm幅。
丸ノコガイドを使って切り出していきます。
切り出した集成材には、下穴をあける位置、棚を組むときに板のくる位置がわかるように、墨をだしておきます。
下穴は皿取錐を使いました。
下穴開けと皿取りが一度にできる優れものです!
ちょっとお値段がしますが、今後の造作の際にあると重宝しますよ。
では、次回は組み立てから!