マリコラム vol.2 腰壁その1
2021.11.5
マリコラム2回目は、腰壁についてのお話。
腰壁とは、壁の下半分に板材などを張りめぐらせた壁のことで、
傷や汚れから壁を守るためやアクセントとして取り入れたりします。
我が家の壁はほとんど漆喰の白。
その中で、リビングの一部とトイレの2か所だけ腰壁を貼りました。
今回はリビングの腰壁をご紹介いたします。
リビングの腰壁は、白ばっかりの空間へのアクセントして。
天井材が余っていたので、それを縦貼りしようと思っていたのですが、
ちょっと板幅が広いんだよなぁ…と思っていました。
仕上がりイメージは、幅の狭い板を貼った感じ。
⇑ 天井材
天井材を細く縦に裂いて貼る?
いやいや、それだとサネ(サネとは、板の側面についた凸凹。この凸凹同士をはめ込んで板を貼ります。)がなくなるし、
木が縮んだときに下地が見えちゃうな…、じゃあ違う板を使う?
と、あれこれ悩んだ結果、私が考えた方法は、
天井材に溝を刻む!でした。
天井材の厚みは12mm。
丸ノコの刃の出を6mm程度にし、並行ガイドを使用して、天井材の真ん中に溝を1本。
これなら、天井材のサネも活かせる!
DIY初心者ながら、よく絞り出したなぁ、と思います。
ハーフビルドをされる方は、みなさん色々試行錯誤しながら完成を目指します。
板を横に貼るのか、縦に貼るのか、どんな物を貼るのかでだいぶ印象が違ってきます。
(板の貼り方によって、下地の入れ方を考えないといけないので注意が必要だったりもします)
今までの完成されたお家の腰壁いろいろも、今度ご紹介したいと思います。