家の外溝（がいこう）工事、つまり土留め石積み、駐車スペースのコンクリート、フェンス／柵などを自分でつくりたいひとのための格好の教科書をみつけました。

現代農業別冊「季刊地域」という農業系雑誌の「農家の土木基礎講座」とタイトルされた特集号です。

ガーデニングD.I.Y.を扱った書籍、雑誌は数多いのですが、「できれば庭、外溝も最初から自分でつくりたい」と考えるセルフビルダーにとって使えないものがほとんでです。内容が表層的というか、軟弱、つまり、土留めやコンクリート土間やフェンスなどの庭の構造つくる外溝工事はプロ業者がやるものと最初から決めているからなんでしょう。

ハーフビルドで家を建てた後に「外溝、庭もセルフで」と考える当社の施主さんにとって、この「農家の土木基礎講座」は外溝の入門書としてはうってつけです。

この「農家の土木基礎講座」は農家の人に向けて「簡単な土木仕事はDIYでやろうよ」と提案しているのがとてもユニークです。
農家以外の建築素人が読んでも十分に入っていけてためになる内容です。
是非本屋さんで手にとってみてください。

現代農業別冊　「季刊地域－農家の土木」　２０１７年冬号　コンクリートや石をつかった外溝工事のイロハを懇切丁寧に解説しています。

土留め石積みのハウツーはガーデンの石積み擁壁を作る際に参考になりそう。