GARDEN DIYは私たちのライフワーク
2017.4.7
GWの最終日5月7日の日曜日に那須で「ちょと硬派な、GARDEN DIY教室」を開催します。
田舎に広いガーデンのある家を自力で作ることが、東京のマンション暮らししている頃からの夢でした。
「GARDEN DIY」というライフスタイルに初めて触れたのは2000年5月に東京の神宮で開催された東京ガーデニングショー。「田舎の広い土地で美しい庭のある絵になる暮らし」を標榜したそれまでにない新しい田舎暮らしのスタイルは、新鮮で洗練されていて、これからの田舎暮らしは家よりも庭が、しかも自分で作る庭が主役になるなと予感したことがきっかけでした。
那須に移住することを決めて那須に土地を探す際にも、常に「家と庭」をセットに考え検討したものです。
那須の自宅が完成した直後の2001年春、本場イギリスのナチュラル・カントリー・ガーデンを見るためにイギリス北部のコッツォルド地方へ旅に出ました。。ロンドンのヒースロー空港でレンタカーを借りて、あとは宿泊先も決めず気に入ったガーデンや風景があればそこで宿を探す、そんな行き当たりばったりの気ままなガーデン鑑賞旅行でした。
その旅行で立ち寄ったオープンガーデンしている個人宅やガーデニングショップや書店など至る所で、「GARDEN DIY」という言葉を目にしましたし、老夫婦がミニトラクターを運転して庭を自分で開墾している姿も目にしました。旅行を通して「田舎に住んでガーデンを家族でDIYしてつくる。」というイギリスのガーデニング文化に触発された私たちにとって、その後「GARDEN DIY」はライフワークとなりました。
イギリス旅行から帰ってからは、毎年コツコツと芝生やバラやフェンスなどを作り続けて、ようやく現在の形が出来上がったのが7年後の2009年。長い時間がかかって大変でしたが、今でも庭に立つと17年前の開墾当時なかなか思うように庭づくりが進まず苦労したことや、カミさんと愛犬ガク(今年2月に永眠)と3人で寝苦しい夏の夜に芝生の上で寝たことなど、庭をめぐる様々な思い出が蘇ってきます。
自分でガーデンを作って本当に良かった。今改めてそう思います。
そんな想いを込めた5月7日のGARDEN DIY 教室、新緑がまばゆい那須の地で皆様のご参加をお待ちしております。