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TOPスタッフブログ若者諸君、田舎で暮らそう 第13話 田舎暮らしは退屈ですか?
2015年12月9日
若者諸君、田舎で暮らそう 第13話 田舎暮らしは退屈ですか?

地方ガール小説ってご存知でしたか?

これから田舎で暮らそうと考えている30代の方、是非一読をお薦めします。
なぜなら、都会を離れて地方や田舎で暮らして最初に直面するのが「日常の退屈さ」の悩みであり葛藤になるからです。地方ガール小説では「地方の暮らしの退屈さ」がメインテーマになって描かれています。

しまむら、ニトリ、コジマ、ガスト、マクドナルド、スターバックス、ブックオフ、イオン、ユニクロ、カインズホームetc.. 地方の線道路沿いのロードサイドチェーン店を軽自動車で行き交う日常を舞台に、そこに住む30代の男女の日常生活にそこはかとなく漂う閉塞感や退屈さをすくいとったストーリーを描いた地方ガール小説に私も結構はまっていて、このジャンルを代表する辻村深月、吉川トリコ、山内マリコの3人の作品はこれまで結構読んできました。

彼女たちに共通しているのは30代であること、それぞれ山梨、富山、愛知の出身で今でも生まれた土地で暮らしながら小説を書いていることです。そんな彼女たちが作品を描く上で着目している現代の地方景色を一言で表現すると、束縛の無いゆるい空気に支配された没個性の暮らしと言えるでしょう。先端の流行と活力ある人々が行き交う個性的な都会カルチャーとは無縁の個性のないロードサイドチェーン(余談ですが全国の地方のどこに行っても目にするこの幹線道路の風景を「ファスト風土」と呼ぶそうです。)、そこにたむろするヤンキーでファンシーな若者の風俗ファッション、駅前のシャッター商店街、それらは全国のどこでも目にする地方の景色です。山内マリコ氏の代表作「ここは退屈、迎えに来て」は、そのタイトルの通りロードサイドチェーン店で時間を消費しシャッター通り商店街の自宅へ帰る日常を倦み「ここではないどこか」を夢見る人々をリアルに描いています。

では、地方暮らし、田舎暮らしは本当に退屈なんでしょうか? 
YesでもありNoでもある、なんとも回答に困ってしまします。が、ただ少なくともハーフビルドで自宅を地方・田舎に建て、そこで自分が本当にやりたかったライフスタイルを実現されているの若い施主さん達を見ている限り、退屈とは無縁の多忙で充実した生活と仕事をエンジョイされています。地方ガール小説の主人公たちがいつも「ここでない何処か」を求めて目指すのは決まって東京ですが、地方暮らしのハーフビルド施主さんたちには「東京にはないここでの暮らし」がちゃんとあります。



毎年12月初旬には2日間かけて500坪に敷地につもった枯れ葉を集めて落ち葉焚きをします。田舎に暮らし始めて15年間休まず続けている年中行事です。単調な野良仕事ですが、「今年はドングリが豊作だ。」などと毎年自然の具合が微妙に異なるので、退屈を感じたことはありません。

毎年12月初旬には2日間かけて500坪に敷地につもった枯れ葉を集めて落ち葉焚きをします。田舎に暮らし始めて15年間休まず続けている年中行事です。単調な野良仕事ですが、「今年はドングリが豊作だ。」などと毎年自然の具合が微妙に異なるので、退屈を感じたことはありません。



 


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