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昨年の夏に完成し住みながらコツコツと内装を仕上げて来られました。
今回プロのカメラマン大崎さんに撮っていただいた画像を紹介します。
「料理を二人で作れるキッチンが欲しい」施主kさんのご要望に沿って設計した大きなキッチンです。
メーカー既製品には無いサイズのためご夫妻で一から自作されました。
キッチン自作の様子はこのページをずっと下へスクロールした2018年2月11日の建築アルバムで紹介しています。 -
またひとつ個性的で素敵なハンドメイドハウスが完成しました。8月に引っ越しされましたが、引っ越し前の完成画像をご覧ください。
小さなお子様を見ながらの1年ちょっとのハーフビルドは、施主K様ご夫妻にとって様々なご苦労があったと思いますが、そのご苦労が形となった作品です。
施主様のこれからの人生に大きな自信と誇りになるだろうと思います。
来春3月頃、こちらの那須塩原市K様邸で見学会を開催させていただく予定です。
こだわりのディテールや個性的な造作も数多く、今後ハーフビルドで建てたいとお考えの方には大いに参考になるであろうお宅ですのでご期待ください。
2018年8月 完成風景 2階の子供部屋です
2018年8月 完成風景
ガラスのペンダント照明はガラス工芸作家である施主Kさん奥様の作品
2018年8月 完成風景 K様邸の天井に貼ったのは杉の貫材(建築現場で下地に使う安い木材)をサネ加工して羽目板にしたもの。ザラザラした質感がジャンクでいい感じ。Mさん、Yさん、そして今回のKさんと、個性的でチープシック志向のハーフビルダー施主さんに継承されてきた天井板です。
2018年8月 完成風景 主寝室の天井杉板には柿渋の古色を塗りました。杉と柿渋の相性は抜群。
2018年8月 完成風景 自作のキッチンにはリンナイのガスコンロ ”デリシアグリル” がビルトイン
2018年8月 完成風景 トイレの手洗い
2018年8月 完成風景 玄関土間 墨を混ぜたモルタルを塗りました
2018年8月 完成風景 ガラスのペンダント照明はガラス工芸作家である施主Kさん奥様の作品です。漆喰のアール開口の向こうに見える玄関室の天井と壁には、天井杉板の端材を利用したパッチワーク造作が。
2018年8月 完成風景 杉の赤身(芯の部分)と白身(外側の部分)をミックスしたパッチワークの壁。組み合わせが絶妙です。
2018年8月 完成風景 作り付けの洗面台、もちろん施主KさんのDIYです
2018年8月 完成風景 洗面室の壁ニッチにも建築端材の板を活用した絵になる造作が
2018年8月 完成風景 2階の子供部屋は屋根裏に二つ、それをつなぐ”トンネル”。床材は無垢ラーチフローリング
2018年8月 完成風景
2018年8月 完成風景 当社のキッチン自作サポートシステムを利用して自作されたキッチン。キッチンの骨組みからステンレス天板の設置、壁のタイル貼り、引き出し製作まで、見えるところ全てDIYでご夫妻が完成させたキッチンです。レンジフードは渡辺製作所のWXS-75
2018年8月 完成風景 リンナイのガスコンロ ”デリシアグリル” ガスオーブンもリンナイ
2018年8月 完成風景 内装材余りを活用して自作した作り付け収納。ターナーのミルクペイント塗装仕上げ
2018年8月 完成風景 トイレの腰板はターナーのミルクペイントで仕上げました
2018年8月 完成風景 壁のニッチにはリモコン類をまとめました。HDF製のドアもミルクペイント塗装仕上げすると質感がグッと上がりますね。
2018年8月 完成風景 天井はジャンクなザラザラした無垢の杉板。壁は本漆喰左官塗り、床はラーチ(カラマツ)の無垢フローリング
2018年8月 完成風景
2018年8月 完成風景 玄関室からリビングへ入るドアはナガイのクロスリードガラス入り木製ドア
2018年8月 完成風景 玄関ドア越しの玄関室
2018年8月 完成風景 玄関室の床は無垢オーク材ヘリボーン貼り。大工でも貼るのが難しいヘリボーンをご主人が苦労して貼りました。とてもキレイに貼れています。
2018年8月 完成風景
2018年8月 完成風景 神保電器のプレートとスイッチ
2018年8月 完成風景 こちらも神保電器のコンセントとスイッチ
2018年8月 完成風景 神保電器NKシリーズのスイッチ
2018年8月 完成風景 同じく神保のNKシリーズのコンセント
2018年8月 完成風景
2018年8月 完成風景 このレトロはコンセントプレートは施主さんどこから探してきたのでしょうか?
2018年8月 完成風景
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若いご夫妻の夢の手作りマイホームも最終ステージに。
今日から漆喰壁塗りがスタート。
小さなお子様がいて、しかも室内の壁の石膏ボードも自分たちで貼られたので、はじめは心配していましたが、ご夫妻の熱意と若さでここまで早いペースで進捗しました。
連休には新居で過ごせることを目標に、最後の一踏ん張り、頑張ってください。
2018年3月17日 漆喰壁塗り
2018年3月17日 漆喰壁塗り アール開口に漆喰を塗る奥様。完成が楽しみです。
2018年3月17日 漆喰壁塗り 左官屋さんが練った漆喰を使います。
2018年3月17日 漆喰壁塗り 漆喰を塗る前に漆喰と接する木部の塗装を先に済ませておきます。
2018年3月17日 漆喰壁塗り
2018年3月17日 漆喰壁塗り 細かな部分の漆喰塗りは手間がかかりますが、全体の完成度を左右する大事な仕事。丁寧に時間をかけて塗ります。
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2018年2月11日
キッチン自作のレクチャー
K様ご夫妻はオリジナルキッチンを今日からセルフで作っていきます。
HBHが代行して書いた図面を基にツーバイフォー材でキッチン躯体を作っていきます。
天板はステンレスメーカーにオーダーメイドしてもらいました。
施主Kさんご夫妻のやる気とセンスからみて、相当にユニークなキッチンができそうな予感です。
完成が楽しみだ
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー 図面は施主さんから細かく要望を聞いた上でハーフビルドホームのレクチャー先生−管野さんが書きます。↑のキッチン俯瞰図以外にも詳細な構造図も書くので、一日レクチャーを受けれキッチンの骨組みはできます。あとは扉や引き出しを作る造作仕事です。
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー
ベースの組み立てが終わりステンレスメーカーにオーダーメイドしたステンレス天板が乗りました。
床まで空いている空間には、それぞれビルトインのオーブンと食洗機が入ります。
既に食洗機とシンクの配管が床から立ち上がっています。
設備屋さんと事前の打合せがしっかりしていれば間違いがありません。
右端のベースには、自作の木製カウンターが L 型に接続される予定です。
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー キッチンの躯体構造はツーバイフォー材で作ります。
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー
2018年2月11日 キッチン自作レクチャー
石膏ボードも自力で成し遂げた二人だけあって、息もピッタリ。
2018年5月 キッチン自作 タイル貼り タイル用接着剤を下地に塗ってタイルを圧着します
2018年5月 キッチン自作 タイル貼り タイルが接着したら目地材をゴムヘラで詰めます
2018年5月 キッチン自作 漆喰左官塗り
2018年5月 キッチン自作
2018年7月 キッチン自作 引き出しの箱を集成材で作って家具用レールをつけました
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内部ドアの取り付けレクチャー
壁の石膏ボードが貼り終わったので、次の工程–内部ドアの取り付けに今日から入ります。
内部ドアの取り付けレクチャーはやることが盛り沢山なので、当社のハーフビルドレクチャースタッフも、管野さんと中尾さんの2名体制で行います。
レクチャーしたドアは3種類、開き戸、引き戸、折れ戸です。
施主さんの飲み込みが早いので、首尾よく1日で終えることができました。
ご協力ありがとうございました。
2017年12月16日 内部ドアのレクチャー 君のためにもお父さんとお母さんは頑張るのだ
2017年12月16日 内部ドアのレクチャー 玄関室の開き戸には木製チャッカーガラス入りを選んだ施主さん。何色に塗ろうか悩みます。。
2017年12月16日 内部ドアのレクチャー こちらはHDF製のドアです。ドアノブがつけば完了。
2017年12月16日 内部ドアのレクチャー 蝶番のビス(木ネジ)はドアの建て付けが狂わないよう最後は手で締めます。このあたりの細かなテクニックもレクチャーで指導しています。
2017年12月16日 内部ドアのレクチャー
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天井、床と順調に施主さんの作業は進み、今日から壁の石膏ボード貼りに入ります。
壁の石膏ボードは大工が貼る現場が多いのですが、K様邸では施主さんご夫妻で貼ります。
今日は石膏ボードを搬入した後、
①石膏ボード貼り
②石膏ボードの継ぎ目のパテ処理
③窓のケーシング、巾木
のレクチャーを実施、朝から暗くなるまで、盛りだくさんのレクチャーとなりました。
施工指導したのは、レクチャー担当の管野さん、大工の新田さんです。
翌日、施主Kさんから「大工の新田さんにもボード貼りを教えてもらい良かったです。」とメールをいただきました。
2017年9月16日 室内壁の石膏ボード貼りとパテ処理、窓のケーシング、巾木
窓のケーシング(額縁)はフィニッシュネイルでとめていきます。2017年9月16日 室内壁の石膏ボード貼りとパテ処理、窓のケーシング、巾木
2017年9月16日 室内壁の石膏ボード貼りとパテ処理、窓のケーシング、巾木
2017年9月16日 室内壁の石膏ボード貼りとパテ処理、窓のケーシング、巾木
ケーシング(額縁)材はスライド丸ノコで45度カットします。2017年9月16日 室内壁の石膏ボード貼りとパテ処理、窓のケーシング、巾木
石膏ボードの継ぎ目にパテを塗っていきます。2017年9月16日 室内壁の石膏ボード貼りとパテ処理、窓のケーシング、巾木
真剣な眼差し -
天井板張りが終わったので、今日から床フローリング貼りがスタートです。
床材には無垢カラ松フローリングを使用。
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー 外部の足場も外れました
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー いつも使用している20mm厚のパイン材と違って15mm厚のカラ松材を使うので壁際の貼り始め(スターター)の脳天打ちは釘ではなくビスを使います
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー サネ部分はいつも通りエアー釘打ち機を使って45mmのフロアネイルを釘打ち
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー この無垢カラ松材独特の木目が施主さんはえらくお気に入りだそうです。部屋が変わる場所(ドアがつく場所)で貼り方向を変えたり、床材料を変えたりする場合、このように壁厚と同じ幅に割いた床材を直角に貼ります。このような仕事を大工専門用語で”縁を切る”と呼びます。ハーフビダー施主さんは何度も”縁を切る”うちに木工スキルが上達していきます
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー カラ松は英語でラーチと呼ばれます。米国の住宅ではよくラーチの床材が使われますが、このはっきりした木目模様がアメリカ人好みなんでしょうね。
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー 階段用框材(かまち材)はカラ松のものが既製品でないので床材を貼り合わせて作る方法をレクチャーしました。
2017年7月15日 床フローリング貼りレクチャー 現場で作った階段框を2階の階段上がり口に取り付けた
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天井板貼りのレクチャー
天井の断熱材入れが完了したので、今日から本格的な施主さんのセルフ木工作業がスタート。
2017年6月10日 大工の外壁工事が完了 住宅街の中に佇むK様邸、木製サイディング材(レッドシーダーベベルサイディング)には米国製の水性塗料オリンピックの塗りつぶしタイプで塗装、屋根はオークリッジプロのタン色。全体に渋く落ち着いたアースカラー調でまとまりました。
2017年6月10日 天井板貼り スライド丸ノコで天井板(無垢杉の羽目板)をカットします
2017年6月10日 天井板貼り カットした天井板をエアー釘打ち機でとめていきます。今回K様邸で使用した天井板は杉のラフソー粗材(表面がザラザラした)を本実加工(さね加工)して天井板にしたオリジナル品。ジャンクな雰囲気がお好みの施主さんに支持されてます。
2017年6月10日 天井板貼り イメージした通りの仕上がりに満足されました。
2017年6月10日 大工の外壁工事が完了
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外壁シーリングのレクチャー
2017年5月21日 外壁シーリングのレクチャー 窓周りの隙間にコーキングを充填していきます。この作業をシーリングと言います。まずは隙間の奥にバックアップ材と呼ばれる紐状のスポンジを詰めます。コーキングが一定量入り2面接着にするためのものです。
2017年5月21日 外壁シーリングのレクチャー 次に窓枠や窓がコーキング剤で汚れないように養生テープで養生します。
2017年5月21日 外壁シーリングのレクチャー コーキングガンを使って変性シリコン・コーキング剤を充填していきます。
2017年5月21日 外壁シーリングのレクチャー 養生テープを剥がせば完了。綺麗にできました。
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Kさんご夫妻は仕事が早いです。
もう今日から断熱材入れがスタート。
施主さんのインスタグラム(@minekato_)に書かれた断熱材レクチャーの感想です。
『ペットウールをちゃんと入れることで断熱効果が発揮されるとのこと!!ハーフビルドの良いところはこの作業を自分でするから手抜きなし隙間なしでできる!!部屋にいっぱいに積み上がった断熱材を壁に入れていきます。頑張ろう冬のために。」
奥様も積極的に断熱材ペットウール専用電動カッターを使ってペットウールをカットしました。
2017年5月14日 断熱材入れ 施主奥様も積極的に専用電動カッターを使ってペットウールをカットします。「電動カッターはちょっと怖い。。」という方は裁縫用のハサミでカットすることもできます。
2017年5月14日 断熱材入れ
2017年5月14日 断熱材入れ 天井の工程順は、 ①遮熱板を施主さんが取り付ける ②電気屋さんが電気配線工事をする ③施主さんが断熱材ペットウールを入れて最後に防湿ビニールをはる、です。
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GWの初日の今日、施主さんは電気工事店さんと照明コンセントの位置確認を現場でした後、当社のレクチャー担当管野氏から雨とい取り付けのレクチャーを受けられました。
施主Kさんの今年の連休は雨といやデッキなどハーフビルド三昧だったようです。
お疲れさまでした。
2017年4月29日 雨樋のレクチャー
2017年4月29日 雨樋のレクチャー
2017年4月29日 雨樋のレクチャー
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上棟工事が終わった頃から施主さんのハーフビルド作業が本格化します。
今日は外作業としてウッドデッキ製作、室内仕事として天井の遮熱板の取り付けのレクチャーを実施。
子育てと仕事に大忙しの若い施主さんご夫妻ですが、家づくりにも手抜きはなく真摯で頭が下がります。
2017年4月23日 ウッドデッキレクチャー デッキ製作の最初の作業は根太の取り付け。45センチ間隔で縦置きしていきます。
2017年4月23日 ウッドデッキレクチャー 半分デッキが貼られてお子さんと一休み。「こうやってデッキに座りたかった!」そうです。
2017年4月23日 ウッドデッキレクチャー インパクトドライバーはハーフビルドの必需品でデッキ製作には欠かせません。施主Kさんが購入したのはソフトインパクトドライバー、油圧式で騒音が少ないので住宅地での建築にもってこいの優れものです。
2017年4月23日 天井に遮熱板をホッチキス留めする施主Kさん。断熱材を天井に入れる前にこれをやっておくと、屋根からの輻射熱が反射できて夏場の室内温度が明らかに低下します。
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上棟工事を行いました。
18日から19日の2日間で構造躯体が組み上げました。
20日から構造金物を取り付け、屋根に野地板を貼り、屋根屋さんが下地の防水ゴムアスシートを貼るのが23日。そこまで済むと外部検査機関の検査を受け、それに合格して大工も私たちもやっと一息つけます。
2017年4月18日 上棟工事
2017年4月18日 上棟工事
2017年4月18日 上棟工事
2017年4月18日 上棟工事
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電動工具基本レクチャーを施主さんご夫妻に実施しました。
2017年4月13日 電動工具基本レクチャー 丸ノコの練習をするのは奥様です。
2017年4月13日 電動工具基本レクチャー こちらは電動サンダー、K様邸では梁や柱を浮造り(うづくり)加工する予定です。
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基礎工事
外部機関JIOの基礎鉄筋検査を受けました。
2017年3月27日 基礎配筋検査
2017年3月27日 基礎配筋検査
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若いご夫妻の夢を託したハーフビルド自宅建築が今日からスタートです。
初めての作業は外壁材の塗装。
無垢のレッドシーダー材に米国製塗料オリンピックの塗りつぶしグレイ色とホワイト色を刷毛で塗ります。
奥様は小さなお子さんを背負いながらの作業で大変そう。どうか怪我のないように頑張ってください。
2017年3月18日 塗装作業の前に、まずは作業台のウマ作りからレクチャーします。
2017年3月18日 これがレッドシーダーのベベルサイデイング材、断面がテーパー状になっています。見えているザラザラした面が表。
2017年3月18日
2017年3月18日 ホワイトで塗装しているのは破風板です。
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