福島の大内さん宅を訪問してきました
2016.2.13
震災の年に福島県郡山市でハーフビルドされた大内さんのお宅を訪問してきました。
大内様邸の着工は2011年、当時は福島第一原発の事故から間もない頃でしたので、大内さんご主人が当社との契約当日に「本当に郡山に家を建てて大丈夫ですかねえ?」と話しながら契約書に印鑑を押していた姿がとても痛々しく、今でも鮮明に記憶に刻まれています。
着工から約1年後の2012年秋に内装ハーフビルドが終わり、引っ越しされた後も何となくそのことが気になっていましたが、毎年大内さんから届く年賀状で「夜中に裸足で歩ける本当に暖かい家に大満足です。」とか「薪ストーブが近所の子供たちに人気で冬は子供のたまり場になっています。」といったメッセージを読むたびに、私の心配も払しょくされていきました。
無垢材と漆喰の家の住み心地のよさ、ペットウールと木製ペアガラス窓の断熱性の高さ、ハーフビルドをきっかけに目覚めた木工DIY、そして冬の薪ストーブライフと、ハーフビルドに出会わなければ得られなかったであろう豊かな暮らしを拝見させていただき、あらためて当社の家づくりの意義を再確認した一日でした。