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那須の夏

2023.8.5


今、このブログを書いている2023年8月5日午後2時の那須の外気温は31℃、東京は同時刻34℃、埼玉県熊谷市は37℃です。


那須の夏は嫌い!?


春夏秋冬、那須のどの季節が好きかと聞かれると、「夏は嫌い、冬が好き」と答えています。理由は那須の夏は虫と人が多いから。東京に比べれると那須の夏は3〜5℃くらい気温が低いので、東京から避暑で那須へ来た人からは天国と言われます。それでも多くの観光客で人口密度が上がる那須の夏はどうしても好きになれません。


那須の気温、昔と今


那須の別荘地は戦後に開発されました。最初は御用邸と同じ標高700m前後のエリアに別荘地が出来、その後雪が少なく生活がしやすい場所のニーズが高まったため標高400〜500m地点へと移動していきました。最近は酷暑から避難するためにエアコン無しで夏を過ごせる高標高のエリアが再び人気になっています。東北道那須ICより南の標高が低いエリアでは、夏の昼間の気温が東京とあまり変わらなくなっており、かつての「エアコン無しで暮らせる那須」のイメージからは大きく変わっています。私が那須へ移住した2000年当時は30℃以上になることは珍しかったのが、今では30℃超えも珍しくないです。それでも朝夕は20℃ちょっとで過ごしやすく、日中でも木陰ではひんやりとしているので人間らしい暮らしがまだまだできるのが、夏の那須です。



2023年7月31日 C様邸の引き渡しはエアコン無しデッキの上で、外気温33℃でしたが高原の風が心地良かった。



夏のエアコンは必須か?


↓の那須全図の那須街道(赤線)の中間にある広谷地交差点(赤矢印)が標高約450mで、それより南の標高が低いエリアでは夏のエアコンは必須だと思います。逆にもっと上の一軒茶屋交差点より北側標高700m付近では、梅雨明け後1〜2週間はエアコンが欲しくなりますが、そこを越せばエアコン無しで過ごせると思います。標高600m地点、一軒茶屋より少し下った地点で建てたC様邸で7月31日に引き渡しをしましたが、施主のCさんは「この程度ならエアコンなしで行けそうだ」とおっしゃってました。ちなみに7月31日の那須の最高気温は33℃、東京は37℃でした。暑さに対する感覚は個人差があるので一概には言えませんが、広谷地交差点から北側の地点に家や別荘を建てるのであれば、エアコンの電気配線だけはしておいて実際にエアコンをつけるかどうかは一夏を経験してから決めてもいいのではないでしょうか。


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