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TOPスタッフブログ薪ストーブのある冬の暮らし―第5話 オイルドジャケット

薪ストーブのある冬の暮らし―第5話 オイルドジャケット

2015.1.9


 英国の老舗アウトドアブランドであるBarbour(バブア)のオイルドジャケットを20年ちかく愛用しています。オイルドジャケットとは厚手のコットン地に蝋と植物オイルを染み込ませることで完全防風仕様に仕立てられたヘビーデューティーなアウトドア用のアウターです。見た目は表面が油でベトベトしており独特の油の臭いもするので、慣れないと多少違和感がありますが、風の強い北国の冬にはほんとに重宝します。那須山から吹き下ろす木枯しが冷たい氷点下の真冬日でも、下に毛糸のセーターを着て、上着にこのBarbourを羽おれば、冷たい風を完全にシャットアウトしてくれるので、実に心地よいウインターアウトドアライフを楽しむことができます。

我が家ではこのBarbourオイルドジャケットは薪ストーブと切っても切れない関係にあります。毎年オイルドジャケットのシーズンになると、薪がじんわりと燃える薪ストーブの前でオイルドジャケットのオイリング作業をします。オイリング作業は、まずBarbour製の蝋オイル缶を薪ストーブ上で湯煎し、溶けた蝋オイルをウエスに染み込ませてジャケット表面に刷り込みます。表面にたっぷりとオイリングすると、暫くして余分な蝋オイル浮いてくるので、それをウエスで拭きとり、そのあとストーブの傍で乾かせば表面のオイルの膜が復活し完全防風仕様のジャケットによみがえる、という具合です。

↓の写真の私の愛用のオイルドジャケットは、これまで15回ほどオイリング作業を繰り返してきているので、使い古されたくたくた感がいいかんじで出ています。Barbour愛好者の人と話す機会があると、「私のジャケットは30年物だ。」とか「もう10回以上オイリングを施した。」といった愛好者ならではのBarbor談義ができるのも楽しみのひとつです。

「いい物を長く使い続ければ本物が手に入る。」ことを私に教えてくれたBarbourさん、ありがとう。

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