宮谷夫妻の夢
2016.12.26
仕事や生活を通して心にしみた今年の出来事をシリーズでたどっています。
今回は宮谷夫妻が3年越しの夢をかなえてオープンさせた那須のレストランpino(ピノ)について。
pinoのオーナーシェフ宮谷さんご夫妻がお店をオープンさせるまでの苦難とそれを乗り越えた頑張りに大きく心打たれました。
4年前の2012年に那須で土地を購入して自宅をハーフビルドで建築した時から、「いずれは敷地内に自分の店を」と考えて計画されてきました。オープンにこぎつけるまでの3年間はお金の問題がネックとなって、前に進みたくても進めない苦渋の日々だったと思います。
昨年お金の問題がようやく解決し、ご夫妻で設計の打ち合わせに当社の事務所にお越しになった時は、それはそれは嬉しそうでした。
昨年暮れから工事が始まり、今年4月にお店がオープンするまでの4カ月間は、休みなくお店の内外装工のすべてをお二人でセルフ施工してきましたし、オープンしてからもご夫妻は休む暇なく働いてきました。ほんとうにおふたりはタフでガンバリ屋さんで、しかも周りにその大変さを感じさせない明るい人柄には頭が下がる思いです。
毎年那須では沢山のレストランやカフェがオープンしていますが、1年足らずで閉めていくお店が実に多い中、pinoは短い間で那須の人気店となりました。おふたりが3年間我慢を重ねた上に熱い想いをこめて手作りしたお店なのだから当然ですけどね。