薪ストーブのある冬の暮らし 第11話
2015.12.28
今日、薪の原料の広葉樹原木が、鈴木林業さんの8トントラックで運ばれてきました。
チェーンソーで玉切りにした後、手斧で割って薪にして、薪小屋で1年以上乾燥させて、来シーズンと来々シーズンの薪ストーブに使います。
2年に1度訪れるこの原木入荷とその後の薪作りは、真冬の厳しい環境での屋外重労働ではあるのですが、(変わり者なんでしょうか)私にとって最も田舎暮らしの幸福な時間となります。
昼間でも薪小屋の温度計がマイナス5℃を示す那須の厳冬期、凍える手でチェーンソーを握り朝から陽が暮れるまで黙々とひとり薪をつくる。仕事が終わったらかじかんだ手をポカポカの薪ストーブで暖め、ストーブの前でごろんと横になってひと眠りする。
そんなたわいもない田舎の冬の暮らしを、これからも大切にしていきたいと思います。