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TOPスタッフブログ2020年の思い出
2021年1月1日
2020年の思い出

コロナに振り回された2020年でした。


仕事を通して印象的だった出来事4つを、徒然と書いてみます。




「実は今、タワーマンションに住んでます。」

コロナ禍の影響が濃厚になった4月頃から、「今すぐにでも那須に移住したい」といった悲鳴に近い問い合わせが当社に殺到しました。この流れは今も続いています。
毎週東京から土地を探しに、また建築の相談に沢山の若いご夫婦が当社を尋ねてきました。「今は東京でどんな暮らしを?」と聞くと、「タワーマンションに住んでいます。」と回答する若いご夫婦がいらっしゃったのには驚きました。若くしてタワーマンションに住める裕福な方が、土臭い当社なんかには縁遠い存在だと、勝手に思い込んでいました。品川ナンバーの高級車で慣れない未舗装の凸凹道を通ってようやく当社に辿り着き、品の良い若いご夫婦が当社の敷居をまたぐ姿が、とても不思議な感覚でした。ただよくよく話しを聞くと、コロナの前から「タワマンでの暮らしは息苦しい」とか「タワマンの異常な住環境はいつか破綻するだろう。」とか「田舎に移住して田舎で仕事もしたい。」と感じて暮らしていたそうです。最先端の都会暮らしに満足されていた訳ではなく、根っこの部分では私たちと同じような感性をお持ちであることが分かり、何かホッとしました。


孤独のハーフビルド


「孤独のグルメ」ならぬ「孤独のハーフビルド」を実践したIさん、Kさんは、当社ハーフビルドの記憶に残る施主さんでした。Iさんはご主人が単身で遠方に転勤となったため、奥様一人で、Kさんは奥様がおめでたで実家に帰ってからご主人一人で、完成までやり抜きました。しかも6ヶ月、10 ヶ月(内装ハーフビルド期間)という短期間で、完成度の高い、こだわりの家を、見事に作り上げました。
お疲れ様でした、お二人の根性に敬服! なお、お二人に共通していたのは、作業しながらの「独り言」。そこはゴローさん(松重豊さん)と同じでしたね。


 


日経アト☆ピッチJAPAN ベンチャービジネス懸賞応募するも、あえなく落選(涙)


仕事の上で永年思い描いてきたビジネスプランがあります。東京の小さなI Tベンチャー企業のオフィスと従業員を丸ごと那須の広い土地に移住するプロジェクトです。当社が行うのは、①職住接近型のオフィスと従業員住宅が一体となった5000坪の広い土地を開発し、②そこにオフィスと従業員住宅を建設し、③さらに従業員の農的田舎暮らしをサポート支援すること。そんな夢物語のようなおとぎ話を夢物語ではなくリアルなビジネスプランに仕立てるために、当事者であるITベンチャー企業の資金繰りや投資経済性までちゃんと検証して作り上げた15ページに及ぶ事業計画書を、日本経済新聞が主催するベンチャー事業懸賞大会(日経アト☆ピッチJAPAN)に提出したのが8月30日。審査結果が出るのは12月。審査員からの質問にも理路整然と答えられるよう、ありとあらゆるビジネスリスクや障害、収支のシミュレーションまで考えたので、「コリャー、行けるでないべか(栃木弁)」と多少の自信はあったのですが。。。
12月の日経新聞朝刊の一面に顔写真入りで当選者が発表された時、大いに落胆しました。ただ後で冷静に考えると、私の計画書はまだまだ独りよがりの稚拙な内容だったのだと思い至りました。来年も懲りずにチャレンジしたいと思います。


 


隈研吾先生の「セルフメイクの空間」に共感

日本を代表する建築家、隈研吾さんの「セルフメイクの空間」というエッセーが2020年12月の日経新聞文化欄に掲載されました。あの大建築家が富山の田舎に移住し、そこで経験したセルフビルドに思いを寄せたエッセイでした。「日本の建築エスタブリッシュメントがようやく住宅セルフビルドと地方移住の可能性に目覚めたんだ。」感激でその誌面を何度も読み返しました。エッセイの最後に隈さんは「コンクリートや鉄といった素人には扱いにくい素材でできた都市から脱出する時がきた。」と延べています。これまで地方から都会に移り住んでコンクリートに囲まれた暮らしを余儀なくされてきた日本人が、コロナを機に地方へ分散し(帰り)、その地で自分たちの手で賄うことができる素材(無垢の木や漆喰)で住を創る。そんなが新しい生活空間の作り方に日本の新しい活路が見える。私が20年間考えてきたことと同じことを隈先生が思い至ったのだ。年の瀬になってようやく救われた気がした、2020年でした。



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茨城県笠間市のG様邸デッキ施工は猛暑の8月でした。いつもお二人で仲良くハーフビルドを楽しんでいるGさんは側で見ていて羨ましいです。この新居での暮らしを夢見て毎週末奮闘されています。頑張ってください。






 


 


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