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どこまでも続く水田を眺めて暮らす

那須街道の道の駅「友愛の森」の南側に広がる人気の分譲地・第二緑泉苑の南のはずれにこの土地はあります。

敷地面積は２８８坪、間口が広い横長の土地の南側は高低差約３mの段差になっており、段差の下は全面田んぼが広がっています。スカッと抜けた空の元には、どこまでも続く那須高原の田園風景を望むことができます。この土地を訪問したのは五月晴れの日、田植えが終わったばかりの水田にナラやクヌギの広葉樹の新緑が鏡のように映り込み、それはそれは心に染み込む日本の美しい原風景を目にすることができました。ここは那須でも数少ない、インフラ（町営水道など）がきちん整っていて、なおかつ絶景が楽しめる土地になります。多少価格は高いですが、一生この景色と過ごせると考えれば、決して高い買い物ではないかもしれません。

田んぼを耕す農家の方には失礼かもしれませんが、広い田んぼとそので働く農家の人々の稲作を一年を通して高みから見物できること、それがこの土地に家を建てた時の「付帯価値」ではないでしょうか。我々日本人は米を主食にしながらも、その稲作のことは微塵も知らない、とても残念なことです。米と字は八十八と書くように、米作りには八十八もの多くの手間がかると言われています。もしあなたに幼いお子さんがいれば、米作りの苦労を教える教材が目の前にあるのです。春の田植え、夏の蛍、秋の稲刈り、晩秋の紅葉、冬の雪景色と、四季を通じて田んぼは、あなたの家族の精神に絶大な効用をもたらしてくれることは間違いありません。

周辺環境に目をやると、那須の有名レストランやカフェが並ぶメインストリート那須街道からも近く、周辺にはスーパー、ホームセンター、ドラッグストア、小学校・中学校も車で５分以内の距離にあり、生活や子育てにも大変便利な土地です。

東北新幹線の始発駅・那須塩原駅も２０分ほどなので、東京への新幹線通勤も問題ありません。朝６時に起床して田んぼの畦道を散歩した後、朝７時に自宅を出れば、９時には大手町のオフィスで仕事が始められます。また将来のテレワークテクノロジーも進歩を考えると、誰もが在宅勤務する未来はそう遠くないかもしれません。そんな時代になれば、その家は誰もが羨む「Heavenly Office」（天国のような最高環境のオフィス）になるかもしれませんね。

設計士・青木昌子からのコメント
近い未来の在宅勤務に備えて、オフィスも併設した平屋のSOHO（住居兼オフィス）をプランしてみてはどうでしょうか。土地は横に長いので平家に向いています。なおこの土地は南側の３mほどの高低差が崖条例にかかるため、南側隣地境界からその高低差の２倍以上セットバックして建物を建てなければならない（ウッドデッキやテラスは別）規制があります。