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時代は再びヘビーデューティー vol.4

2015.6.19


ヘビーデューティーとは一言でいえばアメリカの開拓者精神を源にした生活価値のことです。厳しい自然環境の中で生き抜くためにアメリカの開拓者たちが作りだした「丈夫で酷使に耐える」道具や靴や服が、そのヘビデユーティーの精神を具現化しています。

そんなへビーデューティーの精神に大学生時代に影響を受け、その後もずっとその価値観は私の中心に位置してきました。今のセルフビルド志向の家づくりも、その延長線上にあるわけですが、そのあたり関係性と脈絡について、今回はちょっと触れてみたいと思います。

このブログで何度も紹介しているわが国のヘビーデューティーの父こと小林泰彦さんは、ヘビーデューティーという言葉の背景にあるアメリカ人の意識というか価値観について、2つのキーワードでひもといています。「本物」と「セルフエイド」です。

そのひとつ「本物」とは、物の本質をふまえたもの、その目的をよく満足させるもの、必要でしかも充分なもの、よく機能するもの、つまりそういうものが「本物」であって、まさしくヘビーデユーティーのコアな価値といえます。私たちの志す家づくりのモットーの一つは、「時代流行に左右されない本物の材料」を使うということです。当社が本漆喰や、米杉の外壁材や、木製窓などにこだわるわけは、住宅が工業製品になる前のいにしえ時代から長きにわたって家の建材として使われ、一定の評価を得て生き残ってきた「本物」だからです。


もうひとつは「セルフエイド」という生き方です。他に頼らず自分の手と足で生きていくんだというアメリカ人の開拓者スピリッツなんですが、それを支えるものがヘビーデユーティーなんだと、小林さんは著書の中で何度も述べています。


「本物の材料」に「セルフエイドな生き方」を掛けあわせて、いまの私どもの家づくり、つまりハーフビルドの家づくりに行き着きついた、というわけです。

次回は、私がこれまで使い続けてきた超ヘビーデユーティーな「物」にフォーカスしてみたいと思います。



2000年に私たち夫婦がセルフビルドしたこの自宅からは多くのヘビーデューティースピリッツを学びました

2000年に私たち夫婦がセルフビルドしたこの自宅からは多くのヘビーデューティースピリッツを学びました



 


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