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TOPスタッフブログ薪ストーブのある冬の暮らし - 第8話

薪ストーブのある冬の暮らし - 第8話

2015.3.14



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2015年3月13日 今年の冬の薪作りがようやく終わった。翌朝には美しい色をしたアカゲラ(きつつき)が薪小屋にやってきて薪をつつきだした。



我が家では冬に広葉樹の原木を調達して薪を作ります。作った薪は1年から2年薪小屋で乾燥させないと使えないので、今年の冬に作った薪は来シーズンか来々シーズン用の薪になります。

冬に薪を作るのは、冬に伐採した樹は根から水分を吸っていないため水分含有率が低く乾燥が早いからです。

毎年本格的な春が到来する前に薪作りを終えないと、来シーズン薪が不足して困ることになります。なので、この時期は「ガンバレ、ガンバレ」と自らの老体に鞭を打ちつつ寒風の中せっせと薪作りに励んでいます。薪を割り終え、最後の一本を薪小屋に積み終えるまでは、春を迎え入れることができませんから。

薪小屋に薪がびっしりと積み上がったのを見て、「嗚呼今年も春がやってきた。」とひとり感慨に浸る。たわいもない野良仕事ですが、私の中では春を迎える大事な「儀式」みたいなものです。


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