企業経営者がコロナウイルスに関する持論を語る日経新聞の連載記事が、とても勉強になります。
忙しい朝でもこの連載コーナーは必ず目を通すようにしています。

なかでも印象に残ったのが、日本電産永守会長の「コロナ終息後の日本の風景は様変わりする」と題した持論です。
その肝の部分を紹介します。

「コロナ終息後の日本の風景は様変わりする。
人が過密な都会から地方に分散する。
在宅勤務が当たり前になる。
人々の幸せの尺度が経済力（お金、出世、学歴など）から豊かな暮らし方に変わる。」

今日のコロナ禍は、ある意味で東京一極集中是正を真剣に考えてこなかった政治のツケなのでしょう。

ちなみに永守会長は、一代で売上高１.５兆円の企業グループを築いたたたき上げの苦労人で、彼が日本の首相になればと私はずっと思い続けています。

６月から那須でハーフビルドされる施主Tさんのご実家の裏山で山菜採りを楽しんできました。コロナウイルスとは無縁の天空の楽園です。都会からこんな里山の楽園に人々が移り住んで仕事ができるようになる日を、死ぬまでにぜひ見届けたいです。画像左に群生しているひょろっとした細い枝は天ぷらにすると最高の山菜　白木の芽（コシアブラの芽）、とっても取りきれないくらい群生していました。