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宇都宮ガレージハウス&宇都宮4  2013年9月1日 2棟見学会
2013年9月1日 午前の見学先はガレージ中心のライフスタイルを目指す若い施主さんのお宅です。6月から内装ハーフビルドが始まり、断熱材→天井板→ガレージ天井ボード→床板と順調に進捗し、現在は壁に石膏ボードを貼っているところです
2013年9月1日 宇都宮でハーフビルド中のお宅2棟を見学するツアーを企画しました。ともに30代の若い施主さんご夫妻で週末ハーフビルドされているお宅です。1棟はハーフビルドが始まって3カ月、現在壁の下地石膏ボード張りをされていて、全体の工程の5割くらいの進捗。もう1棟は現在最後の工程である壁の漆喰左官塗りの最中で完成目前のお宅です。これまで開催してきた見学会では、完成したお宅を拝見するのが主でしたが、今回は施主さんが作っている風景を見ていただくことで、より生々しく家づくりの面白さと大変さの両面を実感してもらおうという狙いです。ハーフビルドするのにどのくらいの労力と時間を要するかがあらかじめ客観的に把握できていれば、自分がやりたいこと、自分の予算、自分に使える時間、この3つの要件の均衡点を自ら見つけられると思うからです。これまで数多くのご家族様のハーフビルドをお手伝いしてきて思うことは、この3つの要件がバランスよく計画出来ていた施主さんが「いい家をつくる」し、「ハーフビルドして大満足した」からです。取捨選択をせずにあれもこれも欲しいを積み重ねると、どんどん大きな家になっていきます。当然コストも上がります。上がったコストをカバーするため、自分で作る範囲がどんどん増えていきます。時間があまりとれないのに作業範囲を増やすと、完成時期がどんどん遅れます。実際この悪循環で苦労された施主さんもいます。今回の見学会では、そのあたりの計画の大切さがこれからハーフビルドを志す方たちに伝わればいいなと思いました。
2013年9月1日 場所が変わってこちらは午後の見学先。リビングルームの壁と天井に漆喰が塗り終わって最終仕上げの段階にあります
2013年9月1日 <左>施主さんを囲んで質疑応答 <右>すべての工程が終わり完成したばかりの部屋は100%天然素材の部屋です。そこで説明を受ける参加者の皆さんには、新築の家によくある接着剤の臭いが全くしないのが驚きだったようです。見学会の感想を記入したアンケートには「こんな木と漆喰の臭いに包まれた家にあこがれます」とありました。