小山2 2008年7月13日
見学会
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←手作りのキッチン

家具職人に木枠を作ってもらい、それ以外の板貼り、引き出しの製作、カウンター天板の設置、IHヒターなどの機器設置、壁タイル貼り―を自分たちで手作りした奥様ご自慢のキッチン。

お嬢様とカウンター越しに話す施主毒島さん。木製カウンターの天板は階段板の余り材でつくりました

←ダイニングスペース

1階のダイニングスペースは平屋となっていて、天窓から朝日が入るよう設計されています。

ダイニングとリビングの壁には土佐漆喰を塗りました。土佐漆喰独特の淡い黄土色が太陽光を浴びて、何ともいえない柔らかい空間を作りだしています。

天井は無垢の杉板にバターミルクペイント(白)を塗って仕上げられています。

窓は米国マーヴィン社の木製ペアガラス窓。天井同様に塗装はバターミルクペイント仕上げ。
←2階お子様部屋

2階のお子様部屋は、お母さんがお子様への愛情を込めて、かわいらしくポップに手作りしました。

2つあるお子様部屋それぞれがブルーとパープルのカラー漆喰で壁塗りされています。

また小屋裏空間を活用した子供部屋の作りつけ2段ベットは、見学会に参加されたお客様から「狭い面積だけど、上の空間をうまく活用している。」「夢があって、ご両親のお子様への愛情がすごく感じられる!」など大変好評でした。

←建築余材でつくったアート(?)

ご主人がセルフビルド建築中に出た端材と川で拾った流木とを組み合わせてつくった壁かけ装飾です。

背景の壁は土佐漆喰
←1階リビングルーム

リビングルームは西側のキッチンガーデン(菜園のある庭)に面し、ウッドデッキからガーデンにつながっています。

←手作り洗面カウンター

これもセルフビルドで余ったツーバイフォー材で骨組みを作り、モザイクタイルを貼って、陶器シンクを乗せてつくった100%手作りの洗面化粧台。

←洗面室のステンドガラス明り採
アンティークショップで見つけたステンドガラスを壁に埋め込んで洗面室の明り採りを作りました。当初設計にはなかったのですが、「作りながら決められるのも」ハーフビルド=自分たちでつくるメリットの一つです。洗面室の壁は白漆喰です。
←階段 

階段材は無垢の米松(ダグラスファー)板を使い、難しいところは大工さん作ってもらい、自分たちでできる作業だけ行いました。

同邸ではハーフビルドの仕組みを賢く活用することで、無理のないコストダウンを実現しています。
←2階

本漆喰(白漆喰)の壁に杉板(天井、床とも)の組み合わせで2階は造作しました。

施主さんいわく「2階は少し遊んでみた。」そうです。わざとザラザラした杉板を貼って、レトロな空間を作ってます。
「古っぽくて新築の家じゃないみたい!」とか「素材感が出ていてとても素敵。」と見学会のお客様から大変好評でした。