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小山2 2006年7月13日

外壁左官塗り本番前の試し塗りをしました

B邸の外壁は施主Bさんがご自身の手で左官塗りして仕上げます。
「漆喰、ジョリパット。。。。外壁の左官材を何にしようか?」と、Bさんご夫妻はこの2ヶ月間ずっと悩んできました。そこで今回3つに絞り込んだ左官塗り壁材候補のうち、最も施工が難しい土佐漆喰を試しに塗ってみることにしました。

土佐漆喰は通常の漆喰にワラを加えて
発酵させた特殊な製法の漆喰で、古来土佐地方(高知県)で生産されてきました。その渋み味のある色調と風合いで隠れた人気があります。

今回使用したのは高知石灰工業製の土佐漆喰。これに栃木県産出の砂(ケイ砂5号)を混ぜて電動攪拌機で練りんで塗り壁材を作ります。木コテを使って塗っていくと女性でも難なく模様を描きながら塗っていくことができます。

土佐漆喰の高知石灰工業HPはこちら→
こんな楽しい仕事をどうして高いお金払って他人にやらさるのって、ハ-フビルドを経験した多くの方が思います。
夫婦で仲良く楽しそう!
左官塗りに使うコテと皿です。今回は外壁用に木コテも使いました。土佐漆喰はすでに水で練られた状態になっているので、袋から出してそのまま塗れます。はじめは土色をしていますが乾いて時間が経つと白く変色していくのも土佐漆喰の特徴。