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那珂 2010年9月1日 Kさんご夫妻が長年の夢が実りました。お気に入りのアンティークに囲まれた手づくりの家が完成です。
2010年9月1日 まずは玄関から。(左)クラシックなデザインの玄関ドアのチェッカーガラスからは柔らかい陽光がきれいです。(右)玄関室からリビングに入る内部ドアには、建築がはじまる何年か前から買い貯めておいたお気に入りのアンティークチャーチドアが。玄関土間三和土(タタキ)には普通タイルを張りますが、K邸では大きなサイズの自然石板を張りました。奥様のお父さんと御主人との今日作業で張りましたが、死ぬほど重かったそうです。
2010年9月1日 アールのついたチャーチドアを開けてリビングに入ると、正面には洋書に出てくるようなクラシックな階段が目に飛び込んできます。
2010年9月1日 階段手摺の白い子柱はご主人自慢の彫り込み造作です。アンティークステンドガラスもすごくきれいでしょ。
2010年9月1日 キッチンは無垢パイン材でしつらえたオーダーメイド品。塗装は自然塗料を自分たちで塗りました。英国から輸入した大きな陶器のシンクが古っぽい雰囲気を出してます。床に張った6角形テラコッタタイルもお父さんと一緒に張った力作。
2010年9月1日 (左)洗面カウンターも余り材で手づくり。(右)浴室はタイルと漆喰で造作。漆喰にはマリンブルーカラーの水性塗料を塗ってから防水処理を施してます。
2010年9月1日 (左)天井は柿渋塗装した杉板張りが大半ですが、(右)キッチンダイニングの天井だけは化粧の古材風梁を取り付けて、その間に漆喰を左官塗りして完璧なフレンチカントリーに仕上がってます。梁はノコ目を残した米松材をサンダーで削って荒い風合いに。これらの削り加工や天井漆喰も、勿論ご夫婦の手作り造作です。
2010年9月1日 (左)リビングを2階吹き抜けから見下ろしたところ。吹き抜けの梁は古材梁。天井板はノコ目ありの杉板に柿渋塗装して渋目に仕上げました。白漆喰との相性が抜群です。
2010年9月1日 2階のトイレです。壁は白漆喰を左官塗りした上から、英国製F&Bの水性ペイントを塗装して色付けしました。アンティークドア(右)のモスグリーン色に合わせて色を選んでます。低い腰板にするあたり、なかなかのセンスですね。
2010年9月1日 階段を下りるとところは、こんな感じ。
2010年9月1日 コンセントボックス、電灯スイッチ、ドアノブetc...デイテールも流石に手抜きのないこだわりよう。
2010年9月1日 (左)Kさんご夫妻が試行錯誤しながら内部に使ってきた塗料の一部です。汚れた空き缶ですが、お二人にとっては宝物です。
(下)建物外観とKさんご夫妻のツーショット。休む暇なく、これからはガーデン作りに打ちこむそうです。ガーデンも期待してますよ。