那珂 2010年1月9日 断熱材、遮熱材、天井板張り
天井に張る杉板は表面をわざとザラザラにして、その上に柿渋(柿が原料の自然塗料)を塗って古材風に仕上げてから釘打機で打ちつけていきます。
←以前と比べると柿渋も随分と使いやすくなりました。塗った後1か月以上経過しないと独特の臭みが抜けなかったり、色がまだらになったりして、使いたいが素人には使いづらい自然素材の一つでした。が、昨年柿渋メーカーの一つトミヤマから売り出された臭わない柿渋と、色がきれいに出る混合液カラーフォーマーを使うと、信じられないくらい無臭で、しかも柿渋らしい”古色”がうまーく出せます。古っぽい雰囲気がお好きなお客様には、これからお勧めしていこうと思います。