ここでは、自由設計でハーフビルドする場合の設計、契約、建築の流れを説明します。フルビルドの場合も、内装工事が業者施工になるだけで、他は全く同じです。
まずはお客様のご要望、ご予算をお聞きした後、建築予定地を調査します。当社設計士が、土地の条件、お客様のご要望、ご予算を加味しながら設計ラフプランを作成し、見積書と併せてご提案いたします。
家の詳細仕様を決めるため打ち合わせを行います。当社の場合、内装は自分で作るお客さまが多いので、この打ち合わせの中で、施工方法、道具の選び方、素材の選び方などの説明も同時にしていきます。家の仕様と同時にセルフ施工範囲も決めていきます。
契約前に地盤調査を行い、地盤改良・基礎仕様改良の費用を把握します。また、住宅ローンを含む資金計画と工事スケジュールを確認します。プランと見積もりに納得いただいた後、契約になります。
契約の後、建築確認申請用の書類作成と、詳細パネル図面作成に着手します。
ハーフビルドのレギュラーな流れでは、基礎工事、上棟工事、屋根工事、建具(窓ドア)取り付け、外壁貼りまでが請負工事(プロ施工)になります。外壁の塗装が施主さんの最初の仕事になります。また、外壁をご自身で貼ったり、窓をご自身で取り付けたりすることも可能で、その分大工手間賃が節約できます。ご要望に応じて当社でレクチャー致します。
① 基礎工事
④ 屋根工事
② 上棟工事
⑤ 外壁貼り
③ 窓ドア取り付け
請負工事が完了した時点(通常、屋根と外壁が完成した時点)でお引渡しをします。登記に必要な書類一式をお渡しします。
引渡しが完了したら、いよいよ本格的にハーフビルドがスタートします。
【補足です】
内装セルフ施工の期間は、施主さんによって大きく差がありますが、延床面積30坪前後の2階建を週末土日に施工するケースで、6ヶ月位が目安です。
暖炉、キッチン、浴室などもご自身で手づくりすることも当然可能です。当社でも設計、施工方法、資材選びなどでサポートしています。
水道工事、電気工事は資格免許が必要な専門工事ですので、水道業者、電気工事業者が行います。
以下の7工程が基本工程となります。以下の基本工程の仕事については、各工程に入る前に、当社でしっかりと現場レクチャーを行っています。
① 断熱材を天井と壁に入れます
力が要らない簡単な仕事なので、夫婦2人で2~3日で終ります。
② 階段の踏み板を取り付けます
最初に階段を作っておくと2階との行き来が楽です。階段製作で難しいささら板のカットと取り付けは既に大工が完了しています。踏板と蹴込板をカットして取り付けるだけです。
③ 天井板を自動釘打機でバンバン貼っていきます
木目の美しい無垢の天井板を自動釘打機(フィニッシー)を使って天井垂木に打ち付けていきます。難しそうに見えますが、やってみると案外すいすいと一人でも出来てしまう作業です。ご夫婦などペアで助け合いながら貼れば、お二人の一生思い出になること請け合いです。
⑤ 内部ドアの取り付け~化粧額縁の取り付けです
最内部ドアはプレハング(半加工)された状態で納品しますので、シロウトでも2人いれば簡単に取り付けられます。開口部には木製額縁材を取り付ければ、窓周り、ドア周りは完成です。
④ 左官塗り下地の石膏ボードを貼ります
カッターで石膏ボードをカットして柱に専用ビスで留めていく単純な仕事ですが、多少とも力と根気がいります。部屋の形がみるみる出来ていくため、ワクワクする楽しい仕事です。
⑥ 床板を貼って巾木を取り付けます
ハーフビルドもいよいよ最終段階に入ります。無垢の床板を自動釘打機を使って貼っていきます。壁と床との隙間に巾木を取り付ければ木工事は完了。残るは塗装と左官塗りです。
⑦ 壁の左官塗りがクライマックス!!
いよいよ佳境の左官塗りに入ります。漆喰や珪藻土を攪拌機で練ってペーストクリーム状になった塗り壁材をコテで塗ります。思う存分、好きな模様を描いて塗ってください。世界に一つしかない味わい深い美しい壁が出来上がります。