株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

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株式会社ハーフビルドホーム Half Build Home

TOPキャンプの達人 家をつくる
第0話2013年3月9日
はじめに
キャンプの達人 家をつくる連載に際して 2013年1月、栃木県那須町で一組の若い夫婦、森上大輔さん、佳代さんのハーフビルド家づくりがスタートしました。 5年前に東京から那須へ移住して田舎暮らしをはじめた森上夫妻、現在那須での本業はキャンプ施設のマネジメントで、個人の趣味もアウトドアライフ&キャンプという、まさに「キャンプの達人」がこの連載の主人公です。 キャンプの達人がこれから自作する自宅のコンセプトは、ずばり...続きを読む
第1話2013年3月10日
田舎で土地を買う
キャンプの達人、森上さんご夫妻が那須に家を建てようと考え始めたころから、どうせ田舎で家を建てるなら見晴らしがいい丘陵地、母屋以外に小屋や離れガレージなどが後から立てられる広い土地、と決めていたそうです。 那須の分譲地はどれも70坪から100坪で切られていて(それでも都会の土地に比べれば随分と広いですが)、しかも土地の前が開けた景観の良いロケーションとなると、分譲地でそのような条件の土地を見つけるのは難しいです。そこ...続きを読む
第2話2013年3月15日
キャンプの延長戦上の暮らしができる家 -その1
森上さんご夫妻が設計打ち合せ当初から希望していた新居でのライフスタイルは、「キャンプの延長戦上の暮らし」という実にユニークな発想でした。その暮らし方を最も具現化した室内空間が、”土足のリビングルーム”、いわゆるサンルームです。アウトドアで仕事や活動をするのが当たり前の森上夫妻は、食事を含めた生活の大半を、土足のサンルームで過ごすことになります。面積は10畳、南に面した間口は3間(5.4m)もあります。つまり建物の中の...続きを読む
第3話2013年3月19日
キャンプの延長戦上の暮らしができる家 -その2
大人の野外生活、アウトドアライフに欠かせない楽しみといえば、やはり焚き火でしょう。「焚き火と酒があれば一晩中でも語り明かすことができる」というアウトドアマンも少なくないと思います。かくいう私も焚き火マニアです。12年前那須に自宅を建てた際、庭で最初に作ったのがファイヤープレイス=焚き火場でした。いまでは自宅の庭で焚き火をするのが趣味というかライフワークになっています。春先、冬の間庭にたまった枯れ枝で火をおこし、まだ肌...続きを読む
第4話2013年3月31日
”綿入れ”始まりました。
3月も中旬を過ぎて、那須にもようやく春の気配が感じられるようになりました。昨日の冬将軍が吹き荒れる真冬日とは打って変わって、今日はポカポカ陽気でハーフビルド作業日和。キャンプの達人の建築現場では、今日から内部のセルフ作業がスタート。 施主森上さんご夫妻にとって最初の内部仕事は、ペットウール断熱材を屋根と壁に入れること。冬場の最低気温がマイナス10度近くまで下がる那須では、この仕事はこれから一生の生活環境を左右する大...続きを読む
第5話2013年4月5日
workout そとしごと -その1
キャンプの達人森上夫妻の職場は、那須高原にあるのキャンプログコテージ施設Camp&Cabinといいます。1-2月の間camp&cabinも冬期休業となるため、家づくりに結構時間をとることができましたが、なんせ昼間でもマイナス気温の厳冬期、寒さにこごえながら ”work out”(外の仕事)するはめになりました。外仕事の手始めは、外壁材ウエスタンレッドシーダ―材(北米杉)の塗装です。       ...続きを読む
第6話2013年4月12日
workout そとしごと -その2
外壁塗装以外にもいろいろな外仕事があります。森上夫妻が1月から3月にかけてやった外仕事は、薪ストーブの煙突取り付け、雨樋、シーリング(外壁の隙間にシリコンを注入する防水作業)、薪運びでした。家が完成して住んだ後の家のメンテナンスの大半は外部の仕事ですから、これら外仕事を最初自分で経験しておくと、住んでからけっこう重宝します。       (左上)薪ストーブの煙突工事の自分たちで (右上)よく晴れた風の無い春の日...続きを読む
第7話2013年4月20日
キャンプの達人御用達ブランド-その1 Coleman
森上邸の現場でお昼休みや休憩時間になると、colemanの旧式ガソリンバーナーがその独特の「シュー」というガソリン噴射音をたてながらお湯を沸かしてくれます。昔のColemanのバーナーの塗装色は、今のよりも緑色が深くてレトロな味わいがあり、私も大好きでしたが、森上邸の現場で久しぶりにその”名器”に出会うことができました。なんでも、森上さんが働くキャンプ場で、お客さんが「ガソリンバーナーのポンピングがめんどうで使えない...続きを読む
第8話2013年5月10日
キャンプの達人御用達ブランド-その2 Lee
ワークウエアフリークであるご主人大輔さんが、いつも家づくりの作業の時、ご夫妻お揃いで身につけているのが、Leeのヒッコリーデニムのエプロンです。アメ横の狭くて独特の臭いがたちこめる輸入雑貨用品店(カジュアルウエアショップ)が昔から好きな私ですが、アメ横界隈のジーンズショップを見て回ってもこのLeeのエプロンを目にしたことはなかったので、最初に見たとき、ついつい「どこで買われましたか?」と聞いてしまいました。それほど希...続きを読む
第9話2013年5月23日
チープシックな天井をつくる
   当社でハーフビルドされる建て主さんが選ぶ天井材は、無垢のパインパネリング材(12mm厚)が一般的ですが、今回キャンプの達人森上邸で天井板に使ったのは、安い杉の荒材(貫材といいます)を材木屋に頼んでサネ加工してもらったものです。上の写真でご夫妻が貼っているのが、その森上印のオリジナル天井板です。安い材木だけあって板の表面にはプレーナー(電気カンナのこと)がかかってなく、手で触れるとザラザラしてます。またちゃんと...続きを読む